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<ライブレポート>リサ・ローブ、時代を越えて愛されるキュートな歌姫に魅了された夜

9/3(火) 19:50配信

Billboard JAPAN

 トレードマークのメガネとキュートな笑顔、ポップで親しみやすいメロディとナチュラル・ボイス。リサ・ローブが9月2日にビルボードライブ大阪で5年振りに公演を行った。

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 リサ・ローブは、映画『リアリティ・バイツ』のサウンドトラックに加えられた「ステイ」で、正式デビュー前にも関わらず全米ビルボードHOT100の1位をマーク、プラチナ・ディスクを獲得するという鮮烈なデビューを果たし、「ドゥ・ユー・スリープ?」「タフィ」など数多くのヒットを記録。昨年2018年にはコメディアン/俳優のクレイグ・ロビンソンや、エド・ヘルムズも参加したアルバム『Feel What U Feel』で同年のグラミー賞を獲得。そして先月、最新アルバム『ア・シンプル・トリック・トゥ・ハピネス』を日本先行でリリースしたばかりだ。

 ギターを手にリサがステージに登場すると、大きな拍手が沸き起こる。近年の曲は勿論、数々のヒット曲も織り交ぜられたセットリストで、彼女の生み出してきた名曲の数々を堪能できる内容となっていた。今回の公演は、ここ数年リサの作品に携わっているプレイヤー、カズミ・シモカワとのデュオセット。パーカッション、ギター、ウクレレ、キーボード、ベースなど様々な楽器を巧みに操り、リサのパフォーマンスを華やかに彩っていく。

 前日に大阪入りしていたという彼女、今回の公演をどれだけ楽しみにしていたかを満面の笑みと共に語り、そのキュートな様子に思わずつられて笑みがこぼれる。まるで身近な友人に語りかけるかのようなフランクなトークに、会場とステージの距離がグッと縮められていった。

 最新アルバム『ア・シンプル・トリック・トゥ・ハピネス』の曲は、今年に入ってから書き上げたものだと語る彼女。作品に込めた想い、幸せになるために彼女が必要とするものについて話しつつ、「ねぇ、それって日本語で何ていうのかしら?」とオーディエンスに問い掛ける。

 終盤ではリクエストコーナーもあり、会場からの声に「OK!」と気さくに応える場面も。ギターをかき鳴らし歌う姿に、シーンの第一線で新たな表現を開拓し続けるしなやかな力強さを感じた。アンコールでは、リサ自ら「イチ、ニ、サン!」と先導しながら、オーディエンスとコール&レスポンスを行い、会場はハートウォーミングな一体感に包まれる。時代を越えて愛されるキュートな歌姫のパフォーマンスに、終始魅了された夜だった。

 なお、今回のジャパン・ツアーは、明日9月4日から5日まで2日間にわたりビルボードライブ東京で公演が開催される。

Photo by Kenju Uyama
Text by 杉本ゆかり

◎公演情報
【リサ・ローブ】
ビルボードライブ大阪
2019年9月2日(月)※終了

ビルボードライブ東京
2019年9月4日(水)・5日(木)
1stステージ 開場17:30 開演18:30
2ndステージ 開場20:30 開演21:30

最終更新:9/3(火) 19:50
Billboard JAPAN

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