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TVアニメ『デュエル・マスターズ!!』主題歌インタビュー Part.2 OPテーマ「超天フィーバー!」担当 はやぶさ

9/4(水) 4:55配信

M-ON!Press(エムオンプレス)

新世代歌謡グループ・はやぶさが11thシングル「超天フィーバー!」を9月4日にリリースする。ヒャダインがサウンドプロデュースを行う表題曲は放送中のTVアニメ『デュエル・マスターズ!!』のオープニングを飾っている。彼らにとって同シリーズとのタイアップは4曲目。シングルリリースを記念し、リスアニ!WEB初登場の彼らに『デュエル・マスターズ』シリーズとの関わりやシングルの収録内容について語ってもらった。

――リスアニ!WEB初登場ということで、まず、はやぶさというユニットについて伺います。標榜されている“新世代歌謡“とは、どういうものだと捉えて活動されていますか?

ヒカル 元々はふたりとも歌手を目指してレッスンに励んでいて、事務所に所属してからグループを結成してデビューしました。その際に「新世代歌謡グループ」と名付けていただいたんですが、当初は振り付きでムード歌謡を中心に歌っていたんです。「歌いながら踊れるかな」という思いも少しあったんですけど、従来の型に囚われずにやってきました。

ヤマト 演歌や歌謡曲といったある種完成されているジャンルを、僕らの世代なりの新しい形で追求しています。今では素晴らしい看板をいただいたと感じますね。

ヒカル ただふたりとも演歌や歌謡曲は小さい頃からずっと大好きなので、新しい形を追求しながらもどこかそのテイストが出ちゃうみたいなんですよ。先日は普通にお話するだけでも「昭和を感じる」と言われたくらいですし(笑)。特にヤマトなんて70歳くらいの年齢感で。

ヤマト もう、新しいものについていくというか、新しいものを知ってもそれを調べるだけでアップアップで……。

ヒカル ふたりともそう。最近だと○○Payとかもいっさいやらないんですよ。

ヤマト うん、世の中はキャッシュレスらしいけど現金主義。目に見えないと怖いよ。

ヒカル せいぜい使ってSuicaだね。

――(笑)。そうした活動を続けるなかで、『デュエル・マスターズ』シリーズとタイアップした2016年発売の6thシングル「エボレボ!」からはコミカルな要素も加わり、新世代感がより増した印象です。

ヒカル そうですね。初めてのアニソン、しかもヒャダインさんのサウンドプロデュースという喜びと「僕たちでいいのかな?」という戸惑いがありました。最初はアニソンなのでそれっぽく歌おうと思っていたのですが、ヒャダインさんからは「演歌のような歌唱法でいい」「はやぶさらしくこぶしもいっぱい入れて、巻き舌も使ったほうがいい」と言われたんです。それで吹っ切れたところがあって、イベントなどでもポップスやフォークを歌ったり、コントなんかもするようになりました(笑)。

――これまで『デュエル・マスターズ』シリーズの曲を4曲歌われています。何か変化はありますか?

ヒカル お客様の年齢層が広がりました。ありがたいことに「エボレボ!」が子どもたちの耳に届いたみたいで。『デュエル・マスターズ』の大会や玩具イベントなどに呼んでいただいたり、逆に私たちのキャンペーン会場にも歌を知っている子供たちが寄ってきてくれて一緒に歌ってくれたり。

ヤマト お子様から「このムード歌謡を歌ってほしい」なんて言われることもあります。ゴリゴリに大人の歌なんですけど(笑)。面白い現象ですね。

――おふたりは元々『デュエル・マスターズ』はご存知でしたか?

ヤマト 僕は「デュエマ」第1世代です。地元の静岡県の御殿場はテレビ東京の電波が入らないのでアニメは観られなかったんですけど、「コロコロコミック」は読んでいたしマンガも全部持っていて。昔、自分が熱中していたものが当時以上の熱でまだ続いているのはすごいし、夢があると感じます。

ヒカル 僕は「エボレボ!」を歌うことになって知ってアニメを観始めたのですが、途中から入ってもすごくわかりやすいし、学ぶところもありますね。

――近年の『デュエル・マスターズ』シリーズの、特にギャグは異常な面白さだと感じます。

ヤマト 前はあそこまでではなかったと思うんですけど……ギャグアニメとして単純に面白いですよね。

ヒカル スタッフさんが集まる打ち上げ・打ち入りの場も笑いが絶えないんですよ。声優さんも含め、皆さんの作品を盛り上げようという気合いが半端じゃない。

ヤマト アニメのテンションそのままですね。振り切っています。

――滅茶苦茶なギャグもあるだけに、オープニングが演歌の「エボレボ!」になった際も“アリ”だと感じました。

ヒカル でも「なんだこれ?」と思いませんでした?

――それまでロックが多かっただけに、少しは(笑)。ただすぐに「『デュエマ』ならこれくらいいいだろう」と思えましたし、単純に曲がいいですよね。

ヒカル いいです。「エボレボ!」から4曲全部そうなんですけど、特に歌詞は大人も励まされるような前向きな内容で、深いです。ご年配の方も「『エボレボ!』」の歌詞がよすぎて涙が出た」と仰ってくれたんですよ。

ヤマト しかもヒャダインさんは毎回アニメの内容に沿って作ってくれますし。今回の「超天フィーバー!」だと、アニメにガチャレンジというギミックが出てくるから「運命を回す」という歌詞があるとか。

――その最新曲「超天フィーバー!」はディスコをモチーフにした曲です。最初に曲を聴いたときの印象は?

ヒカル 前回の「ジョー☆デッキー!!!」が激しかったので、それに比べると歌謡曲っぽくなったなと思いました。それでもはやぶさでディスコティックな曲は初めてだったので驚きましたけど。何しろ、ディスコに行ったことないですから。

ヤマト ヒャダインさん、テレビ局でお会いしたときに「次はディスコサウンドだ!」とすごくテンションが上がっていました。少しレトロな感じなのもあって、大人の方も「どこか懐かしいな」と思っていただけるはずです。僕は最初に数回流し聴きしただけで「もう歌えそう」と思えたくらい、耳馴染みがよかったですね。

――ヒャダインさんの曲って歌うのが難しいのかな、という印象があったのですが全然そんなことはないんですね。

ヒカル 逆に歌いやすいですよ。「エボレボ!」こそ初めてだったので戸惑うこともありましたけど、それ以降の曲は僕たちの特徴や声を理解して最大限に活かせるよう作ってくださっているので。歌いにくいところが全然ないくらいです。

――そうなんですね。では「超天フィーバー!」の聴きどころを教えてください。

ヒカル 僕は最後のサビの“さあ 頑張れ!あっぱれ!”ですね。気持ちが上がってくる部分なので、わざと音程を変えて。1番や2番と違ってシャウトに近い、できる限り高い声で歌っています。

ヤマト 僕はコールアンドレスポンス前の台詞ですね。

――“さあ さあ 皆様 本日はようこそ ディスコ『はやぶさ』にお越しくださいました”から始まる、テレビサイズではいっさいなかった部分ですね。

ヤマト 突然始まるから驚きますよね(笑)。レコーディング時は尺にちょうど収めるのが難しく、ギリギリまでゆっくり語りました。あと声が低いので、普通にやると完全に悪役の声なんですよ。それをいかにホールマスターみたいに聞かせるかも少し悩みました。

――これまでのはやぶさの曲同様、振り付けも楽しそうですね。

ヤマト 今回は少しパラパラっぽいんですけど、パパイヤ鈴木さんに振り付けをお願いしています。だからディスコ世代のステップを入れてくださったりして本格的です。

ヒカル 簡単そうに見えるんですけど、実はかなり難しくって。MVを撮るまでの1ヶ月半、毎日踊って必死で覚えました。

ヤマト でもMVに登場した子どもたちは即日覚えたんですよ。やっぱり飲み込みが早い。

――CDは3タイプありカップリング曲がそれぞれ異なります。オリジナル1曲とカバー2曲ですが、この内容はどう決めていったのでしょうか?

ヒカル スタッフの皆さんと話し合って「せっかく3タイプあるので、いろいろなジャンルではやぶさの幅広さを見せよう」ということになりました。

――それぞれへの思い入れをお聞かせください。まず初回限定盤に収録される「麦畑」は男女デュエットの曲を男性ふたりで見事にカバーされていますね。

ヒカル これはふたりのコミカルな部分が出るということで今回収録したのですが、ぜひライブで観てほしいです! 「麦畑」を歌うときのはやぶさは水を得た魚というか……これまでの我々のイメージがぶっ飛ぶレベルです。

ヤマト もう、何畑かわからないくらいフリーダムです。

――気になります(笑)。通常盤Aタイプに収録の「今日もなみだの渡り鳥」はオリジナルの演歌です。

ヒカル 前作にも「恋のすみだ川」というオリジナル曲を収録したのですが、それと同時にできていた曲です。ファンがその「恋のすみだ川」をすごく喜んでくださったので、今回はこちらを入れることになりました。ただ普通の演歌と少し違って僕らの特徴が出ていて、曲中にメジャーとマイナーが切り替わったり、いきなり三味線だけになったり。結構珍しい演歌になっています。

――新しい演歌なんですね。最後は通常盤Bタイプに収録される「若き獅子たち」のカバーです。これは西城秀樹さんの力強いバラードです。

ヒカル 西城秀樹さんというと「ヤングマン」や「ギャランドゥ」「情熱の嵐」というイメージがありましたが、こういう名曲も残されているんですね。僕は今回初めて知ったんですが、新鮮な感じがしました。

ヤマト 僕は元々新御三家(※郷ひろみ、西城秀樹、野口五郎)の曲はいろいろと聴いていたので知っていました。ただ西城秀樹さんが亡くなられて1年以上経ってもまだ話題に挙がることが多く、上の年代の方々にとってはとても大きな存在だったんだと改めて感じています。今回自分たちが新しいことにチャレンジすることを考えたとき、「勉強させていただきます」という気持ちでとにかく真正面から挑ませていただきました。

ヒカル 技術とか「聴かせよう」という気持ちではなく、とにかく言葉を大切に心から歌いました。イベントなどで歌うと泣いてくださる方もいますね。それは元々西城秀樹さんのファンだった方だけでなく、曲を知らなくても純粋にその良さが届くこともあるようで、うれしいですね。

――「麦畑」といい、こうした素敵な曲をはやぶさのようなグループがカバーし、若い世代が知るというのはとても意義深いと思います。最後に、これまで『デュエル・マスターズ』シリーズはこれまで4曲歌ってきましたが、5曲目はどういうものを歌いたいか教えてください。

ヤマト 気が早い!

ヒカル もしそういう機会があればですが、あえて暗めの曲でしょうか。もう、はやぶさとわからないような曲を歌ってみたいです。

ヤマト 声でわかるでしょ(笑)。

――『デュエル・マスターズ』ファンには最早おなじみの声ですからね。ヤマトさんはいかがでしょう?

ヤマト 子供の頃から好きなアニソンっていろいろとありますけど、結構しっとりしたものが多いんです。だからバラードを歌ってみたいです。劇場版「デュエマ」の後半の泣けるシーンに流れるフォークソング……みたいな。

――おふたりの尽きない挑戦心が伺えました。ありがとうございました!

Interview & Text By はるのおと

●リリース情報
「超天フィーバー!」
9月4日発売

【初回限定盤】

品番:VICL-37492
価格:¥1,204+税

<CD>
01 超天フィーバー!
02 麦畑
※初回限定盤のみ、「デュエル・マスターズ!!」はやぶさオリジナルイラストプロモカード封入

【通常盤Aタイプ】

品番:VICL-37493
価格:¥1,204+税

<CD>
01 超天フィーバー!
02 今日もなみだの渡り鳥
03 超天フィーバー!(オリジナル・カラオケ)
04 今日もなみだの渡り鳥(オリジナル・カラオケ)

【通常盤Bタイプ】

品番:VICL-37494
価格:¥1,204+税

<CD>
01 超天フィーバー!
02 若き獅子たち
03 超天フィーバー!(オリジナル・カラオケ)
04 若き獅子たち(オリジナル・カラオケ)

関連リンク
はやぶさオフィシャルサイト

最終更新:9/4(水) 4:55
M-ON!Press(エムオンプレス)

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