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タピオカに「おじさん」は結局飛び付いたのか ブームの構造にインスタ分析で迫る

9/4(水) 7:00配信

ITmedia ビジネスオンライン

 連日メディアで取り上げられ、何かと話題の「タピオカブーム」。ここ数年、本場・台湾の有名専門店が相次ぎ上陸。喫茶店のチェーンなどもタピオカティーを相次ぎ発売し、人気にあやかった派生商品や施設も登場している。大阪税関の統計によると、19年上期のタピオカの輸入量は前年同期比4.3倍の4471トンとなり、輸入額(約15億円)も含めて過去最高を更新した。

【Instagramの「タピオカ人気」グラフ】

 日本では以前にも何度かタピオカが人気となっており、今回のブームは一説には「第3次」と呼ばれる。ただ、流行の蚊帳の外にいる人からすれば、「どうしてこんなに人気なのか」「ブームはいつまで続くの?」などと疑問も少なくないだろう。

 タピオカは主に若い女性の間で飲まれ、特に写真をInstagramに上げる「インスタ映え」がブームの一翼を担っているとされる。そこで、SNSマーケティングを手掛けるAIQ(東京・千代田)にInstagramの投稿のデータから、流行に至ったメカニズムや、実際にはどんな人がタピオカ写真を投稿しているのか分析してもらった。特に、SNS上では特にタピオカと「食い合わせ」が悪いとささやかれる「おじさん=中高年男性」層に着目した。

投稿数、1年で約5倍に

 まず、ハッシュタグに「タピオカ」と付いたInstagramの投稿について18年7月から1年分をまとめたところ、7月には約4400万件投稿されていた。18年8月には約850万件だったのが、1月には約1860万件に倍増。その後は寒さの影響かやや横ばいになったものの、3月には再び増加率が急激に上昇している。

 若干の停滞期間を越えて3月からタピオカブームが再加速した要因については「有名人の投稿など、複数の要因が重なったと想定される」(AIQの担当者)が、Instagram上のブーム形成で今回着目されるのが「派生ハッシュタグ」だという。

 AIQの担当者によると、Instagramのユーザーははやりモノの写真を投稿する際、その物の名前をハッシュタグとして入れるだけでは画像が他のユーザーに気付かれにくく埋没してしまう恐れがあるため、もじって作った派生のハッシュタグを入れて差別化を図るという。タピオカの場合「タピる」「タピ活」「タピオカ巡り」などがある。

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最終更新:9/4(水) 7:00
ITmedia ビジネスオンライン

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