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クロマグロ?川を3キロ遡上 専門家「北日本では極めて珍しい」/青森・八戸

9/4(水) 22:10配信

デーリー東北新聞社

思わぬ“珍客“に周辺住民驚き

 新井田川にマグロ遡上(そじょう)?―。青森県八戸市田向地区の市民病院近くにある「新井田中央大橋」たもとで4日、体長約1メートルのクロマグロとみられる魚1匹が泳いでいるのが見つかった。河口から3キロも離れており、専門家によると、かなり珍しい現象だという。周辺住民は思わぬ“珍客”に「なんでこんなところに」と驚いた様子で眺めていた。

【動画】新井田川に“珍客”クロマグロ?/青森・八戸

 近くの70代女性によると、少なくとも同日午前7時ごろには、マグロが橋の下で大きな円を描き、びゅんびゅんと泳いでいた。だが、昼に近づくにつれてだんだんと円の範囲が狭まり、女性は「弱ってきているのでは…」と心配そうに見守っていた。

 国際水産資源研究所(静岡市)の田中庸介くろまぐろ生物グループ長は写真を見て「確実ではないが、胸びれの長さ、第2背びれの様子からクロマグロだろう」と分析。「南日本では養殖いけすから逃げたマグロが河川に迷い込むことはたまにあるが、北日本では極めて珍しい」と話した。

 毎日周辺を散歩しているという同市類家4丁目の男性(82)は「30年ほど近くに住んでいるが、川でマグロを見るのは初めて」と興味津々の様子だった。

デーリー東北新聞社

最終更新:9/4(水) 22:10
デーリー東北新聞社

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