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エース・太田夢莉卒業発表も、明るい未来が見えたNMB48全国ツアー「NMB48 LIVE TOUR 2019 ~NAMBA祭~」初日

9/5(木) 12:50配信

デビュー

 大阪難波を拠点に活動し、結成9周年を迎えるアイドルグループ・NMB48が4日、東京・NHKホールにて『NMB48 LIVE TOUR 2019 ~NAMBA祭~』ツアーの初日を迎えた。アンコール後、グループのエース・太田夢莉の卒業発表という衝撃が走ったが、NMB48の独自色が色濃いライブ演出、新しい挑戦、新世代の胎動など、そのショックも受け止めさらなる前進を期待させる幕開けとなった。

【写真】卒業を発表した太田夢莉

 アンコールの「ササササイコー!」を歌い終えたあと、太田が「私から皆さんにお伝えしたいことがあります」と切り出す。この言葉に続くのは「卒業」の文字しかないことは分かっている。しかし、その美貌とクールでボーイッシュなキャラクターで人気を博し、今や会場の半分を占める女子ファン拡大の立役者の一人である太田の卒業発表は、ファンもこの瞬間まで予想だにしていなかった。「私、太田夢莉は…NMB48を卒業します」の言葉が現実になると、会場からは悲鳴、女子限定エリアからすすり泣きが起きた。

 小学校6年生、12歳で加入し、約7年半をNMB48で過ごした。「7年半で自分もすごく成長できたなと思いますし、NMB48が初めて人生で本気になれたことだったので、NMB48に出会えて本当によかったなと思います」と実感を込めて振り返る。しかし「メンバーが好きなので、安心感のある場所に変わってしまって、それがここ数年自分にとってどうなのかなと。これは成長を止めてしまうんじゃないかと、このままではダメなんじゃないかと思い、もっと一人の人間として大きく強くなりたいと思い、決意しました」と、卒業の真意を明かす。

 そして「卒業してからも、まだまだ成長し続けたいので芸能界を引退する気はありません! これからもずっと私のことを応援してくれたら嬉しいです」と力強く宣言すると、会場も盛大な「ゆーり」コールで後押しした。ラストナンバー「青春のラップタイム」のあとも止まない「ゆーり」コールに応え、Wアンコールで自身がセンターを務めたユニット曲「虹の作り方」を、メンバーをバックに太田がソロで歌唱。メンバーと抱き合い絆を確かめながらツアー初日の幕を閉じた。

 エース・太田の卒業というニュースの衝撃は大きいが、10年目に向けての、NMB48の明るい未来を感じさせるツアー初日であったことは間違いない。太田も「花梨がキャプテンになったからここにいようと思った」と信頼を寄せる2代目キャプテン・小嶋花梨が個性派のメンバーをまとめあげたこの日のライブ。前座では、先日『週刊プレイボーイ』でグラビアデビューを果たした6期研究生・横野すみれが「やさしくするよりキスをして」を歌唱、そのキュートさに初っ端から大歓声が巻き起こる。

 ユニットコーナーでは、太田の出世作であり、『NMB48 リクエストアワー セットリストベスト235 2016』の1位を獲得した「虹の作り方」を、ドラフト3期生の山本望叶(TeamB II)、大田莉央奈、南羽諒、6期生の堀ノ内百香、新澤菜央(以上研究生)の5人で披露。青春の疾走感を湛える人気曲を継承し、全力のフレッシュさがほとばしる制服姿のパフォーマンスに大きな歓声が沸き起こった。

 また、NMB48のコンサートでも代々大事な局面で歌い継がれ、メンバー間の友情を象徴するボーカル曲「太宰治を読んだか」は、山本彩加・上西怜・小嶋花梨の5期生トリオが歌唱。『Seventeen』の専属モデルとしても活躍する山本は、MCの際に「NMB48のメンバーにはすごく魅力があるし、他の48グループには無い強みがあります。5期生がもっと前に出て引っ張って行きたい」と語り、これからのNMB48を牽引する次世代エースとしての決意をのぞかせた。

 ユニットコーナーの最後には、“みるきー”こと渡辺美優紀の小悪魔的魅力から誕生した“ご存知”「わるきー」を梅山恋和(5期生・TeamBII)が、ツノとしっぽの付いた小悪魔衣装で歌唱。「みなさ~ん、“わるここ”で~す。わるここは好きですか~?」と甘い声で呼びかけると会場は大興奮。1期生・吉田朱里は「今一番求められてる『わるきー』ですよ! 私、どうしても、ここなの“わるここ”が見たくてリクエストしたんです」と力説。グループとして、5・6期、ドラフト3期生を関東圏のファンにプッシュする姿勢を見せた。

 今回、前半パートでは「祭」をテーマにステージに和のモチーフを取り入れ、お祭り感のある楽曲をチョイス。アコースティックコーナーではギター一本の演奏で「僕はいない」「ヴァージニティー」を歌唱。後半戦では「2番にも素敵な歌詞がある」とシングルを6作をフルサイズで披露するなど、演出上の新しい試みも随所に感じられた。

 一方、明るく本音でしゃべくり、オチをつけないと気が済まない関西人気質のMCはこの日も安定の楽しさ。美少女ぞろいでありながら、48グループ随一の親しみやすさを持つNMB48だけに、圧倒的な女子人気の高さも納得。個性的なメンバーを擁し、独自色を強めるNMB48の快進撃はこれからだ。

 「NMB48 LIVE TOUR 2019 ~NAMBA祭~」はこの後、9月9日(月)兵庫県 神戸国際会館 こくさいホール、15日(日)宮城県 東京エレクトロンホール宮城、21日(土)愛知県 愛知県芸術劇場 大ホールと全国を周り、10月5日(土)には大阪城ホールでの「NMB48 9th Anniversary LIVE」も控える。この機会に今のNMB48を生で確かめてほしい。

最終更新:9/5(木) 16:38
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