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【北海道から伝えたい】ブラックアウトは二度と起きない? 「セコマ方式」で進む対策 “我が家の車が発電機“

9/5(木) 10:01配信

北海道ニュースUHB

 北海道胆振東部地震から6日で1年を迎えます。北海道の295万戸を襲った全域停電「ブラックアウト」。長い所では約2日に渡って停電が続きました。

 初めての事態に戸惑い、真っ暗闇のなか、不便な生活を強いられてから、まもなく1年。いま、車を利用し停電を乗り切れる最新アイテムが登場し注目を集めています。その実力を検証します。

ブラックアウトでも営業を続けたセコマ

 地震直後に、北海道にいた人々全員が直面した「ブラックアウト」。

 20代女性:「電気関係のものは全然使えなかった」
 20代男性:「ガスは通ってたけど、電気がつかなくてお湯が出ない」
 70代女性:「うちオール電化だから何もできなくて、息子の所に行きました」

 札幌市内で、当時の様子を聞いてみると、1年経った今でもその混乱ぶりを鮮明に記憶している人ばかりです。

 約2日間に及んだブラックアウトで我々の生活は電気によって成り立っていることを痛感しました。そんな中、身近なものから電気を確保し生活を支え、注目された企業があります。

 停電の影響で営業することができない店舗が続出する中、電源を確保し、食料や飲料水などを販売し続けた「セイコーマート」です。北海道で約1100店舗を展開するセイコーマート。あの時、どのようにして電源を確保したのでしょうか?

 「車から電源を引っ張ってレジを動かすという『非常用電源セット』を全店に配備していましたので、それを活用してレジを動かしたと」と、セコマ広報部の佐々木威知部長は振り返ります。

 車のシガーソケットから電気を取り、それを家庭用コンセントで使えるように変換する装置を用意していたのです。延長コードを差してレジまで引っ張ってきて、レジとつないでいました。

 この「セコマ方式」と呼ばれるシステムを使って、全店舗の95%にあたる1050店舗で営業を続けることができたのです。

「セコマ方式」を家庭でも簡単に!

 この「セコマ方式」を家庭でも簡単に使えるよう、新製品を開発した会社が札幌市にあります。企業や自治体などに電気のコンサルタントを行う「あかりみらい」です。

 この会社が開発したのが、ハイブリッド車専用の延長コード「安心コード」(1万8000円・税別)です。

 一方を車内のコンセントに差し込み電気を取り入れます。もう一方は家庭用コンセントになっており電化製品をつなげます。

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最終更新:9/6(金) 11:07
北海道ニュースUHB

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