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和菓子の優しい甘さに癒やされる。上野の老舗店を巡る夏の終わりの甘味処ツアー

9/5(木) 6:34配信

食べログマガジン

お菓子の歴史を語らせたら右に出るものはいない! といっても過言ではない、お菓子の歴史研究家・猫井登先生が、現在のトレンドを追いつつ、そのスイーツについて歴史を教えてくれちゃうという、一度で二度おいしいこの企画。今回は、日本で古くから親しまれてきた和菓子を味わえる、東京・上野の老舗甘味処を紹介。

【猫井登のスイーツ探訪】~老舗和菓子屋さんのメッカ。上野で甘味処巡り~

編集(以下、編):上野周辺って、和菓子屋さんが多いイメージがありますね。

猫井(以下、猫):まさしく、歴史ある和菓子店がたくさんあるエリアです。東京オリンピック開催を控えて、これから益々海外からの旅行者も増えるでしょうし、手土産にしても喜ばれる和スイーツもたくさんご紹介しますよ! まず1軒めは、昭和23年(1948年)の創業「みはし 上野本店」です。

【1軒め】あんみつといえばここ。昭和から愛され続ける老舗「みはし 上野本店」

編:あんみつで有名なお店ですね! 「みつ豆」とか「あんみつ」っていつ頃からあるものなんですか?

猫:まず、「みつ豆」というのは、江戸時代の終わり頃の子供向けのお菓子で、赤エンドウマメに蜜をかけたものが始まりとされています。その後、角切りの寒天、みかん、求肥(ぎゅうひ)、白玉なども加えられるようになります。

編:なるほど。「みつまめ」には、あんこがのっていないんですね。

猫:そうですね。対して「あんみつ」は、これにあんこを加えたものですが、銀座のお汁粉屋さんが昭和の初めに出したのが始まりとされていますね。みはしさんで、「みつ豆」を頼むと、あんこの代わりに、杏がのせられ、赤エンドウマメもたっぷり入ってきます。さっぱりと甘味を食べたい方にオススメですね。

編:なるほどー。それにしても、お客さんでいっぱいですね。2階もあって、回転は良さそうですが。

猫:人気店ですからね。アトレ上野の中にも「みはし アトレ上野店」がありますが、穴場は、松坂屋上野店とつながっているパルコヤ上野の3Fにある「あんみつ みはし パルコヤ上野店」でしょう。こちらは比較的空いていますよ。どのお店でもお土産用の「あんみつ」が販売されていますから、手土産用にも重宝します。

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最終更新:9/5(木) 6:34
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