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ドラレコが記録していたトラック暴走 神戸・8人死傷事故

9/6(金) 18:48配信

神戸新聞NEXT

 神戸市灘区で大型トラックが乗用車などに相次ぎ衝突して8人が死傷した事故で、トラックが川に転落する直前、時速75キロ前後で走行していたとみられることが、神戸新聞社が6日に入手したドライブレコーダーの映像から分かった。トラックはクラクションを鳴らしながら猛スピードで坂を下っており、歩道にいた中学生が慌ててトラックをよけようとする緊迫した状況も捉えられている。

【動画】クラクションを鳴らしながら猛スピードで走るトラック

 事故は3日午前8時ごろ、神戸市灘区内の2カ所で発生。トラックは同区一王山町で車2台にぶつかった後、約600メートル南東の同区高羽町1で対向車線の乗用車3台に衝突し、道路沿いの石屋川に転落した。トラックの男性運転手(57)が死亡し、7人が重軽傷を負った。

 ドライブレコーダーは、2度目の衝突現場付近で信号待ちをしていた女性(44)=同市灘区=の軽乗用車に搭載されていたもので、前方から向かってくるトラックの様子が記録されていた。現地の制限速度は時速50キロだが、トラックは約50メートルの距離を2秒強で通過しており、時速75キロ前後に達していたとみられる。

 女性によると、運転手は歯を食いしばり、必死の形相に見えたという。「車体がカーブで傾き、こちらに向かってくるようで怖かった」と当時を振り返った。トラックは縁石や壁にぶつかりながら進んでいたともいい、捜査関係者は故意に車体を接触させて減速を試みた可能性もあるとみている。

最終更新:9/7(土) 11:50
神戸新聞NEXT

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