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「“しっぽ“があってもいいんじゃないか」再生回数46万回 開発者に作ったわけを聞いてみた

9/6(金) 15:51配信

MBSニュース

“しっぽのマシン”を作っている人がいる。その動画はYouTubeにアップされ、約46万回再生されている。世界各国からも反響が寄せられているが、そもそも“しっぽ”は何なのか、なぜ作ったのか…開発者を取材した。

機械仕掛けの“人間用しっぽ”を作ったわけ

YouTubeで約46万回再生されている動画。腰からぶら下がった“しっぽ”のような奇妙なマシンに世界各国から「COOL」「どこに行けば買えるんだ」「次のバットマンの衣装はこれを取り入れるべきだ」と反響が寄せられている。この謎のマシンは神奈川・横浜市の慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科にあるということで取材班が向かった。早速“しっぽ”を発見!

Qそちらにあるのが?  
「ウェアラブルのロボットテールデバイスです。簡単にいうと人間用のしっぽです。」(鍋島純一さん)
Qしっぽ?
「しっぽです。」(鍋島純一さん)

開発したのはこの研究科に所属する鍋島純一さん(24)。そもそも人間は進化の過程でしっぽを失ったと言われている。つまり、今の人間にしっぽは要らない…。なのになぜ作ったのだろうか。

「チーターとか人間の祖先にあたるサルだったりとかは、歩いている時にしっぽを振ることで重心を補助している。高い足場の不安定なところで作業する時やバランスを崩した時に、重心が真ん中に戻るのをサポートしてくれるよう、動物が持っている“しっぽ”があってもいいんじゃないかと。」(鍋島さん)

『Arque(アーク)』と名付けられた「しっぽ」。複数の関節を4本のチューブがつないでいる。このチューブが筋肉の役割を果たしていて、中に空気を送ることで上下左右8方向にくねくねと動く仕組みだ。

さらに装着時は、背中にあるセンサーが重心を推定。重心が傾いた方向と逆の方向に「しっぽ」が動くことでバランスを取ってくれるというのだ。つまり、人が前にかがむとしっぽは後ろへ上がり、体が左に傾いたらしっぽは右にくにゅっと曲がる。

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最終更新:9/13(金) 15:45
MBSニュース

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