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強い台風15号 当初より発達する予想へ 関東中心に大雨や暴風に警戒

9/7(土) 12:11配信

ウェザーマップ

 強い台風15号は、当初より発達する予想に変わっていて、きょう7日(土)の昼過ぎから夕方にかけて小笠原諸島にかなり接近。その後、強い勢力を保ったまま、8日(日)夜から9日(月)にかけて関東地方の沿岸にかなり接近、上陸するおそれがある。暴風やうねりを伴った高波に厳重に警戒、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒が必要となる。

日曜夜~月曜 暴風域を伴ったまま関東へ

 強い台風15号は、きょう午前10時には父島の東の海上にあって、1時間におよそ35キロの速さで西北西へ進んでいる。中心の気圧は970ヘクトパスカル、中心付近の最大瞬間風速は50メートルで、暴風域を伴っている。
 台風は発達しながら北西に進み、暴風域を伴ってきょう昼過ぎから夕方にかけて小笠原諸島にかなり接近する見込みだ。その後、台風は強い勢力を保ったまま伊豆諸島付近を北上、暴風域を伴ってあす夜から月曜日にかけて関東地方の沿岸にかなり接近し、上陸するおそれがある。
 この台風の雲域は比較的小さいため、接近する地域では、急に風が強まり、波が高くなる見込みだ。

<暴風・高波>

 台風の接近に伴って、小笠原諸島では急に風が強まる見込み。きょう昼過ぎから夜にかけて、暴風となり大しけとなるものとみられる。また、関東地方や東海地方、伊豆諸島でも、あすにかけて猛烈な風が吹き、伊豆諸島では猛烈なしけとなる所がある見込みだ。関東地方では、月曜日も猛烈な風の吹く所がありそうだ。暴風やうねりを伴った高波に厳重に警戒が必要となる。

<大雨・雷・突風>

 台風の接近に伴って、東日本太平洋側を中心に、あすから月曜日にかけて南から暖かく湿った空気が流れ込むため、大気の状態が非常に不安定となりそうだ。雷を伴った猛烈な雨の降る所があるとみられる。
 東北地方でも月曜日は、台風周辺や台風本体の発達した雨雲により、雷を伴った非常に激しい雨が降り、大雨となるおそれがある。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒し、落雷や竜巻などの激しい突風に注意が必要だ。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めたい。

低い中心気圧 過去に大きな被害も

 関東への上陸があるとすれば、中心気圧は955~970ヘクトパスカルとなりそうだが、めったに関東に上陸しないレベルの強さだ。近年の中心気圧が低い台風の例では960ヘクトパスカルで神奈川県川崎市に上陸した平成14年10月の台風21号となる。雨量は箱根で350ミリ近く、銚子では最大瞬間風速が50メートルを超えた。関東だけでもけが人が70人超、家屋の浸水が600棟超えと大きな被害が出てる。台風への早めの備えや情報収集を心がけたい。
(気象予報士・長谷部愛)

最終更新:9/7(土) 12:21
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