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“100万円パター”で決めた16番の20m イ・ミニョンが黄金世代へのリベンジに成功

9/8(日) 16:40配信

ゴルフ情報ALBA.Net

<ゴルフ5レディス 最終日◇8日◇GOLF5カントリーサニーフィールド(茨城県)◇6380ヤード・パー72>

これが今週新しく投入したパター【写真】

トップタイからスタートしたイ・ミニョン(韓国)が、最終日に「68」をマーク。トータル16アンダーで、申ジエ(韓国)、淺井咲希らとの激しい争いを制し今季2勝目、通算5勝目を挙げた。

勝負を決めたのが、淺井とトータル15アンダーで並んでいた16番パー4だった。バンカーからのセカンドショットは、「20mくらいに感じました」とピンから離れた位置へ。ティショットをミスしたこともあり「ここは勝負どころではない。3人(一緒に回った淺井、ジエ)パーで上がるだろう」と、2パットで良しという気持ちでバーディパットを放った。しかし、これがラインに乗ってグングンとカップ方向に転がる。そのままボールはカップに吸い込まれ、「信じられない」と呆然とした。

そのロングパットを決めた時に握られていたのは、今週から投入した『スコッティキャメロン T2 GSS Tour 350 プロトタイプ』だ。「北海道meijiカップ」の週に注文したものが、今週の水曜日にようやく手元に到着。テストも兼ねてプロアマで使用すると、即バッグインした。「周りの人から高額だと聞いて、誰かに持っていかれないか心配でした(笑)」。普通に手に入れようとすると100万円以上する高級パターが、ここぞの場で大仕事を果たした。

今季初勝利をあげた「ほけんの窓口レディース」では、同じスコッティキャメロンながらマレット型の『GOLO 5Rプロトタイプ』を使用。長年ピン型を使用していたが、「マレット型はショートパットを打つのが楽なので」と、ここまではそれをバッグに入れてきた。しかし、「もともと見た目はピン型が好きだし、トライしてみよう」と変更を決断。大会中には「ピンタイプの方がロングパットの距離感は合わせやすいですね」と言っていたが、まさにその通りの結果となった。

淺井のほか、この日は黄金世代の高橋彩華も後を追ってきて、緊迫のラウンドは最後まで続いた。優勝後の会見では「黄金世代は強いですね。今年たくさん優勝しているので、一緒に回ると難しい戦いになるだろうと思いながらプレーしていました」と大きな脅威に感じていた。「資生堂 アネッサ レディス」では渋野日向子にプレーオフのすえ敗れ、「サマンサタバサ レディース」では小祝さくらとの優勝争いで競り負けた。その世代への“リベンジ”には成功したが、やはり印象は強烈だ。

「次はメジャータイトルを獲りたいですね。今週の優勝で来週(日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯)は自信を持って臨めるのではと思います。あとはリキみ過ぎないように」。勢いに乗って、27歳の最強ショットメーカーが、次週の会場がある兵庫県へと向かっていく。(文・間宮輝憲)

(撮影:鈴木祥)<ゴルフ情報ALBA.Net>

最終更新:9/8(日) 17:27
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