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スリックタイヤで粘り強く追い上げ3位表彰台を獲得、37号車KeePer TOMS LC500の平川亮「6号車との差を縮められて良かった」|スーパーGT第6戦

9/9(月) 14:47配信

motorsport.com 日本版

 オートポリスで行われた2019スーパーGT第6戦。GT500クラスで3位表彰台を獲得した#37 KeePer TOM’S LC500の平川亮とニック・キャシディがレースを振り返るとともに、逆転チャンピオンをかけた終盤戦に向けた意気込みを語った。

 7番グリッドからスタートした37号車は、スタートスティントを担当したキャシディが、雨が降り始めた難しいコンディションの中でポジションを上げ、5番手で平川にバトンタッチ。ここで37号車はスリックタイヤからスリックタイヤへの交換を選択した。

「スリックタイヤに交換した直後は、そんなに雨が強くなくてラップタイムも2~3秒遅いくらいでいけるという感じでした」

「ただ、セーフティカーが出たくらいから、全部ウエットになってドライパッチもなくなりました。コース全周にわたって濡れているので、無線でも『これは無理! ピット入ってタイヤ交換しよう!』と言いました。セーフティカー中でタイヤを温めるのも危ないくらい、スリックタイヤで走るのは難しい状況でした」

「でも、あの状況でピットインしても順位を落とすだけなので、なんとかタイヤを温めて頑張りました。またセーフティカーが入ったことで、前との差が縮まったのがラッキーでした」

 そう、当時の状況を振り返った平川。一時はウエットタイヤを履くライバルの先行を許したが、徐々に路面が乾き始めると追い上げを開始。レース終盤に一気に順位を上げて3位表彰台を獲得した。

「とにかく攻めるしかなかった」という平川だが、その中でチャンピオン争いをする#6 WAKO’S 4CR LC500の前でフィニッシュできたことは大きかったという。

「他のコースと違って順位ボードがなかったので、位置関係とか分からなかったのですが、6号車を抜けたのは良かったです。ここで3位に入っても6号車が優勝してしまっては意味がないので。そういう意味では6号車のポイント差を縮められたのは良かったですし、思ったよりも追いつけたのが嬉しいです」

「(逆転チャンピオンは)十分チャンスはあると思います。SUGOではもっと差を縮められるようにしたいですし、うまく行けばSUGOで逆転できる可能性もあるので、そこは狙っていきたいと思います」

 また、スタートスティントを担当したキャシディは、37号車がどのコースでも安定して速さを発揮できていることに対して、満足している様子だった。

「正直、今週末のドライコンディションでのパフォーマンスはすごく良かった。予選Q1でも4番手につけられたし、レースでも僕のスティントで2台をパスすることができたのは良かった。ドライだったら、上位に行けるだけのクルマのパフォーマンスがあった。途中、苦しい場面もあったけど、こうして3位に戻ってくることができて本当に良かった」

「ただ、(トップの6号車とは)10ポイントの差はまだ大きいものだと思っている。しかも第7戦SUGOでは燃料リストリクター制限がつく。ただ、ここ5戦を振り返ると僕たちは力強いパフォーマンスを見せられていると思う」

「いい調子ではあるけど、ポイント差はまだあるから、諦めずに最後までプッシュしていきたい」

吉田知弘

最終更新:9/9(月) 14:51
motorsport.com 日本版

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