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【巨人】丸、ツイスト打法導入で上昇気配 変わる勇気さすが…村田真一が見た

9/9(月) 6:05配信

スポーツ報知

 巨人・丸佳浩外野手(30)が上昇気流に乗りだした。6日のヤクルト戦(神宮)までのチーム6連敗中、計22打数2安打と苦戦。7日の同戦で2安打2打点して連敗ストップに貢献した。スポーツ報知評論家で前巨人ヘッド兼バッテリーコーチの村田真一氏(55)は、この試合で“ツイスト打法”を導入した点に注目し、8日の練習中、本人に直撃。変化を恐れない勇気を絶賛し、シーズン終盤の活躍に太鼓判を押した。なお8日のヤクルト戦(同)は台風接近のため中止となった。

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 このところ当たりが止まっていた丸が、7日のヤクルト戦で2本のヒットを放った。見ていて「おや?」っと思ったのは、2本とも丸本来の打ち方ではなく、下半身の回転を止めて上体を振る「ツイスト打法」だったこと。この日の練習でも、やはりツイストで打っていた。本人に聞いてみると、ツイスト打法を得意とする阿部に勧められたという。

 打者は強く振りたいと意識するほど、“あおる”ように腰を大きく回してしまうもの。それが体の開きにつながり、ミートの確実性が落ちる。丸は不調の原因を上半身と下半身のバランスの崩れと判断したのだろう。そこで下半身を止め、自分の目の前をバットが通過することで確実にミートできるツイスト打法を取り入れたのだ。

 もちろん簡単な技術ではないが、広島で若い頃に取り組んだことがあるという。おそらく、当時は広島に在籍し、現在は巨人のファームを指導している内田コーチが伝授したのだろう。

 私も現役時代に、力んで体が開くクセを修正するためにツイストを取り入れたことがある。ただ、それはあくまで練習での話。試合でも実行して、結果を出してしまう丸は、やはりさすがだ。

 調子の波を修正するための“引き出し”が多いのが一流の打者。さらに、阿部のアドバイスを聞き入れたことも、原監督がいい選手の条件にあげる「素直さと謙虚さ」に基づくもの。ツイスト打法で復調のきっかけをつかんだ丸が、残り16試合で再び打線の牽引役になるはずだ。(スポーツ報知評論家)

 ◆ツイスト打法とは 打球を捉える瞬間に、下半身を固定するために腰を逆回転させる打法のこと。〈1〉体の開きを防ぐ〈2〉腰が固定されるためヘッドスピードが増す〈3〉タイミングを外されてもバランスが崩されにくい―などの利点がある。だが、体幹が強く軸回転で打てなければできないと言われており難易度は高い。巨人では阿部が取り入れている。

最終更新:9/9(月) 6:48
スポーツ報知

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