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ネット寄付で膵臓がん治験に3500万円集まる 関西医科大

9/9(月) 18:39配信

毎日新聞

 膵臓(すいぞう)がん治療薬の臨床試験(治験)費用を関西医科大(大阪府枚方市)がインターネットで募ったところ、8日までの期間中に当初目標の3.5倍の約3500万円の寄付が集まった。近く、治験に参加する患者の募集を開始し、約5年の予定で治験を実施する。国の審査を通れば、治療薬として保険が適用されるようになる。

 膵臓がんは早期発見や治療が難しく、新しい治療法の開発が求められている。同大学は、腹膜に転移した膵臓がんの治療法の治験を計画したが国や製薬会社から資金が得られず、インターネットで寄付を募るクラウドファンディング(CF)を利用することにした。CFでの治験費用調達は珍しい。

 当初目標の1000万円は2日目に達成され、5年間の治験実施に必要な2500万円を新たな目標に掲げていた。目標額を超えた分も、治験実施に伴うさまざまな経費に充てるという。寄付者は、家族や友人をがんで亡くした人など約1700人に達した。【根本毅】

最終更新:9/9(月) 18:39
毎日新聞

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