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“日本のブラジル”大泉町 日帰りツアー好評 サンバや料理 群馬で異国情緒 首都圏に売り込み

9/9(月) 6:02配信

上毛新聞

 外国人住民の割合が高い群馬県大泉町の特徴を生かし、町観光協会(若旅吉昭会長)は、町内に多くある外国情緒を感じられる観光スポットを日帰りで巡れる町内ツアーを売り出し、好評だ。要望に応じてコースを設定するのをはじめ、案内ガイドや講座の講師の派遣などにも応じる。今年は8月までで14件と前年の総数16件に迫る勢い。同協会は首都圏での売り込みにも力を入れており、「異国情緒と多文化共生」をテーマに観光振興につなげたい考えだ。

◎ペルーやネパールの魅力も発信

 8月上旬、共愛学園高ワールドカルチャークラブの部員9人がサンバの衣装を身に着けてポーズを決めたり、盛んに写真撮影したりして楽しんでいた。

 一行は、案内を務めた同協会の小野修一副会長から「多文化共生のまち」ができるまでの経緯についての解説にも耳を傾けた。昼食はバイキング形式のブラジル料理。ブラジルの食品スーパーで買い物をしたり、スイーツのアサイーも味わった。

 引率した顧問の鈴木亜矢教諭は「食事とガイド料金込みで一人2000円程度。講義があってまち歩き体験も新鮮で、とても参考になった」と話した。

 町内ツアーは同協会事務局がガイドとして同行。求めに応じて、講座のための講師も派遣する。ブラジル人学校訪問やフットサル・サッカーを通じた交流イベント、サンバレッスンなど顧客の要望に応じてアレンジもできる。首都圏の旅行会社などへの売り込みも強化している。

 同町にはブラジルを中心に、ペルーやネパールといった外国出身の住民が多く住んでいる。

 同協会の中山正樹事務局長は「ネパール料理のチキンカレー作り体験や、ブラジルの軽食ポンデケイジョ巡りなど新たな観光メニューも開発して、町の魅力を発信していきたい」と意気込んでいる。

最終更新:9/9(月) 6:02
上毛新聞

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