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水上颯「本の内容は“忘れてOK”。読書から得られるのは知識だけじゃない」

9/9(月) 12:30配信

新R25

『全国高等学校クイズ選手権』『最強の頭脳 日本一決定戦! 頭脳王』(どちらも日本テレビ)で優勝、『東大王』(TBS)ではチームの大将を務め、東大No.1頭脳との呼び声も高い、東大医学部生・水上颯さん。

生まれながらにして天才という印象を持たれる水上さんですが、当の本人は「僕には才能も素質もない。ここまで来れたのは誰にでもできるような習慣をずっと繰り返してきたからだ」と言います。

その習慣をまとめた書籍『頭を鍛える5つの習慣』のなかから、今回は「インプット力を高める習慣」をご紹介。

現役東大生の頭脳をつくった習慣から、明日の仕事に活かせるノウハウを吸収しましょう!

日常から知らないこと探し出す

知識を増やすには、物事をぼーっと見ていないで、そのなかに自分が知らないことを見つけ出す癖をつけておくといいでしょう。

先日、僕はお昼ご飯にロールキャベツを食べました。

そのときに、「ロールキャベツについて、知らないことって何かあるかな」と考えてみました。

大好物なので、つくり方についてはよくわかっています。

でも、「ロールキャベツの発祥地については知らない」ということに思い当たりました。

「イタリアかな? それともロシアかな? 案外アメリカとか?」などと推測しながら調べてみたら、トルコだということがわかりました。

「ドルマ」というトルコ料理がヨーロッパに伝わり、ロールキャベツが生まれたそうです。

こうしたこと1つひとつを「知らなくてもいいじゃん」と思ってしまったら、知識の広がりはそこでストップしてしまいます。

人はただ、生きるのに役立つ便利な知識だけもっていればいいのではなく、「へえ、そうだったのか」と思えるような「雑学的知識」を増やすことで、人生を豊かなものにしていけると思っています。

だから、知らないことを探し出すというのは、僕にとって日々のとても重要な作業になっています。

「疑問メモ帳」をつくる

新しく調べたことについては、抱いた疑問と、調べた結果をまとめてメモ帳に書き留めておきます。

この作業をマメに行なっていると、たびたびメモ帳を開くことになります。

そうすると、かつて調べて書いたことも自然と目に入ってきます。

そこでまた記憶の確認もできるし、「あれ? これって前に調べたことと関係しているな」などとつながりを発見することもあります。

そうして、どんどん知識を広げていけるのです。

僕のメモ帳はクイズに使えるような雑学ネタが中心に書き込まれていますが、自分の仕事に合わせたものなどもつくるととても役立つと思います。

そのときに、とにかく自分の中の疑問を大事にしてください。

単純に人からいわれたことをメモするのではなく、「なんでこれは流行っているんだろう?」「どうしてこんな名前がついたんだろう?」「これはどんな仕組みになっているんだろう?」などと疑問を書き出し、自分なりに調べていくプロセスが重要だと思います。

自分がどんなによく知っていると思うことであっても必ずひとつくらいは「知らないこと」が隠れているはずです。

それを見つけ出せるかどうかが、知識を広げていけるかどうかの分かれ目なのです。

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最終更新:9/9(月) 12:30
新R25

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