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倒産件数678件 3カ月ぶりに前年同月を下回る【2019年8月度の全国企業倒産】

9/9(月) 13:30配信

東京商工リサーチ

 2019年8月度の全国企業倒産(負債額1000万円以上)は、件数が678件(前年同月比2.3%減)、負債総額は871億4900万円(同28.1%減)だった。
 件数は5月(695件)以来、3カ月ぶりに前年同月を下回り、600件台に低下した。8月度では2年ぶりに前年同月を下回り、1990年以降の30年間では2017年(639件)に次いで、4番目の低水準。

 負債総額は3カ月連続で前年同月を下回った。8月度で負債が1000億円を下回ったのは、2017年(923億7500万円)以来、2年ぶりで、この30年間では最少を記録した。これは負債100億円以上の大型倒産がなく(前年同月1件)、同10億円以上50億円未満14件(同17件)、同5億円以上10億円未満11件(同18件)と、負債の小口化が目立ったため。一方、同1億円未満は514件(構成比75.8%、前年同月510件)と前年同月を0.7%上回り、依然として小口倒産を中心に推移している。
 産業別では、消費増税が目前だが、卸売業や小売業で増加したほか、人手不足が深刻な運輸業、情報通信業も前年同月を上回った。卸売業(前年同月比3.1%増)と小売業(同38.0%増)は3カ月連続で前年同月を上回り、飲食料品関連で増加が目立った。運輸業(前年同月比31.5%増)は6カ月連続で増加した。

最終更新:9/9(月) 13:30
東京商工リサーチ

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