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[社説]住民を心配させる再稼働原発の相次ぐトラブル

9/9(月) 7:44配信

ハンギョレ新聞

 再稼働の承認を経て稼動を再開した原子力発電所が故障で止まるトラブルが繰り返し起きている。原発の安全に赤信号が灯ったのではないのかと心配される。当局の徹底した点検と再発防止対策が緊急だ。

 原子力安全委員会は韓国水力原子力から新月城(シンウォルソン)2号機が6日午後9時44分に自動停止したという報告を受け、現場の地域事務所を通じて初期状況を把握中だという。同2号機が3日に原発安全委から再稼働の承認を受けてわずか三日で停止したのだ。原子炉の安全運転が可能だとし、再稼働をを承認した同委の判断が正しかったのか疑問が感じられる。

 再稼働の後すぐに停止するトラブルが今年に入ってすでに3件目であるほど繰り返されているという点も、疑いと心配を育てる。5月には再稼働承認を受けたハンビッ1号機が、わずか一日で手動停止する事故が発生した。定期検査中の原子炉の熱出力が急増する異常現象が起きたのだった。1月にはハンビッ2号機が、再稼働承認から二日で蒸気発生機の異常で自動停止した。1月と5月のトラブルはともに係員の未熟な操作のせいと明らかになった。同じトラブルが度重なっているので、原発の安全網に穴があいているのではないかと心配するほかない。

 現在の新月城2号機は安全停止を続けており、発電所内部の放射線の推移も平常のレベルを維持しているというが、近隣住民は不安にならざるをえない。原安委が、原子力の専門家たちで編成された調査団が行う調査過程から詳しい原因を確認して、再発防止策をたてて原発の不安を最小化しなければならない。

 あわせて、再稼働の承認が性急になされているのではないのか確かめてみなければならない。似たようなトラブルの反復を軽く見てはいけない。原発の危険性を考えると、ささいな失敗や不注意がややもすると大事故につながりかねないという警戒心を持たなければならない。

(お問い合わせ japan@hani.co.kr)

最終更新:9/9(月) 7:44
ハンギョレ新聞

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