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鳩サブレー「ひと手間」で割れにくく 個包装のしっぽ付近、仕掛けが話題に 豊島屋「考案は25年前です」

9/11(水) 7:00配信

withnews

 神奈川県鎌倉市にある豊島屋の代表商品「鳩サブレー」。その個包装に施された「割れにくくする工夫」が、ネット上で注目を集めています。現社長のアイデアで25年前から実施しているという取り組みについて取材しました。

【画像】個包装の「ひと工夫」がこちら。1カ所だけ圧着することで鳩サブレーが動きにくくなり、割れを防ぐ

右下の鳩の尻尾付近に

 明治27年(1894年)に鎌倉で創業した豊島屋。鳩サブレーは神奈川を代表する名菓として知られています。

 話題になっているのは、その鳩サブレーの個包装に施された工夫です。

 両端を圧着しただけの、よく見かける包装のようですが、よく見ると右下の鳩の尻尾付近がワンポイントだけ圧着されているのがわかります。

 どうやらここを留めることで、パッケージの中で鳩サブレーが動きにくくなり、割れるのを防いでいるようです。

 ツイッターでこの部分が紹介されると、「こういう工夫こそデザイン」「目の付け所に頭が下がる」といったコメントが寄せられ、注目を集めています。

現社長が工場長時代に考案

 「フィルムの中で動かなければ、鳩サブレーの壊れを防げるのではと、25年前の1994年に導入しました」と豊島屋の広報担当者。

 当時、工場長だった現社長が機械メーカーの担当者と一緒にいろいろ考え、「この部分をポイント留めすれば鳩サブレーが動かなくなるのでは」という結論に至ったそうです。

 この工夫を施したことで、中身が動きにくくなり、割れることが大幅に減ったといいます。

 話題になったことについては、こう話します。

 「25年前に導入したものが今話題になっていることに驚いています。お客様が召し上がる際に、壊れていない状態でお召し上がりいただきたいという思いから考案しました。常にどうすれば良くなるかを社長は考えているので、他にも改善の余地を探っているはずです」

最終更新:9/11(水) 7:00
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