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米海軍は米軍の中で最も太っている ── 国防総省の最新レポートで判明

9/10(火) 20:00配信

BUSINESS INSIDER JAPAN

米海軍は、米軍の中で最も太っている部門だ。その肥満者の割合は22%だという。国防総省の最新レポートで分かった。

だが、肥満は海軍だけの問題ではない。米軍全体で増えている。その割合は、空軍で18.1%、陸軍で17.4%(国防総省の平均でもある)、海兵隊で8.3%だ。

米軍内で肥満が増加する中、アメリカでは一般社会でも肥満が増えていて、成人の約40%は肥満だ。

米海軍の船員の約5人に1人は肥満だ。海軍は米軍の中で最も太っている部門なのだ。国防総省の最新レポートで分かった。

最新の『Medical Surveillance Monthly Report』によると、米海軍の肥満者の割合は22%と米軍4部門の平均よりも多く、肥満は「船員の間で高まる健康問題」と説明している。

レポートは、肥満が海軍の即応能力に影響を及ぼしていると指摘したが、肥満の増加という問題に直面しているのは、海軍だけではない。

陸軍では17.4%(国防総省の平均)、空軍では18.1%、海兵隊では8.3%が肥満だ。

レポートによると、肥満率は「その年の最新の身長、体重から計算した」BMI(体格指数)をもとに算出している。「BMIが12以下、45以上はエラーと見なし、除外している」という(ただし、BMIの使用には限界もあるとの注意書きがある)。

肥満の割合は女性よりも男性の方が多い。そして、20代よりも35歳以上で多い。レポートは「2014年以降、米軍全体で肥満の割合が徐々に増えている」と指摘する。

ニューヨーク・タイムズによると、海軍の肥満者の割合は2011年以降6倍に、他の部門では2倍以上に増えたという。

だが、このトレンドは米軍内に限ったことではない。アメリカ疾病予防管理センター(CDC)によると、一般社会では成人の39.8%が肥満と見られている。

Army Timesは2018年、17~24歳のアメリカ人の約30%が入隊不適格で、このうち3分の1は体重が理由で不適格と見なされたと報じた。「未来の兵士が不適格となった理由の中で最も多い(31%)のは肥満だ」と、米陸軍募集コマンドを指揮するフランク・ムース(Frank Muth)少将は語っている。

米陸軍の2018年の『Health of the Force report』は、「アメリカにおける肥満の多さは、健康的な兵士の採用、維持にとって深刻な課題となっている」と説明している。

国防総省の最新レポートは、「肥満は身体能力や軍の即応能力に悪影響を及ぼし、高血圧や糖尿病、心疾患、脳卒中、がんといった長期的な健康問題、全ての死亡リスクと関連している」と書いている。

[原文:The Navy is the US military's fattest service branch, new Pentagon report reveals]

(翻訳、編集:山口佳美)

Ryan Pickrell

最終更新:9/10(火) 20:00
BUSINESS INSIDER JAPAN

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