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メルセデス、PUフルパワーもフェラーリに完敗。パワー改善は来季の課題に

9/10(火) 15:24配信

motorsport.com 日本版

 2019年のF1後半初戦ベルギーGPで、メルセデスはアップデート版のパワーユニット(PU)“フェーズ3”を導入した。しかしカスタマーチームでは、セルジオ・ペレス(レーシングポイント)とロバート・クビサ(ウイリアムズ)にトラブルが発生する事態となっており、信頼性について疑念が生じていた。

【動画】2019年F1第14戦イタリアGP決勝ハイライト

 イタリアGPとベルギーGPは連戦だった。メルセデスはブリックスワースのファクトリーでPUの調査を行ったものの、新たな問題が浮上する可能性もあるとして、イタリアGPで新型PUの全性能を十分に使用できるかは“未知数だ”と認めていた。

 迎えたイタリアGPでは、フェラーリの強力なパワーによるアドバンテージが明らかであり、メルセデスのルイス・ハミルトンとバルテリ・ボッタスは直線においてシャルル・ルクレール(フェラーリ)について行くことができなかった。そしてこの際、メルセデスはパワーを出し渋ってはいなかったことが分かった。

「いいや、我々はエンジンモードの面では何も制限をしていなかった」

 motorsport.comがより保守的なエンジンモードでレースを戦っていたのかを訊くと、メルセデスのチーム代表であるトト・ウルフはそう語った。

「我々はエンジンを計画通りに回した。フェーズ3のPUでゴールまでたどり着けて、本当に満足している」

 フェラーリの直線スピードにおけるアドバンテージは、マシンの空力特性の違いも助けになっていると思われるが、メルセデスはライバルがパワー面で依然として優位に立っていると認識しているようだ。

 近年フェラーリがPUのパフォーマンスから得ている恩恵は、しばしばメルセデスを困らせてきた。しかしウルフ代表は、チームが来年に向けてこうした状況を変えるために何をすべきか理解していると語った。

「私が言いたいのは、自分たちは良く状況を理解しているということだ」

「そして、だからこそ我々はギャップを縮めなければならない」

「言うまでもないが“理解”はギャップを埋めるための最初のステップだ。だが今、我々はモンツァのことは脇に置いておき、先のことを考えなければならない」

Jonathan Noble

最終更新:9/10(火) 15:24
motorsport.com 日本版

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