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常磐道あおり 強要容疑で男再逮捕 県警、女性は犯人隠避罪で罰金刑

9/10(火) 11:25配信

茨城新聞クロスアイ

守谷市の常磐自動車道で起きたあおり運転殴打事件で、被害男性の車を無理やり停車させたなどとして、県警交通指導課と高速隊、取手署は8日、強要の疑いで、住所不定、会社役員、宮崎文夫容疑者(43)=傷害容疑で逮捕、処分保留で釈放=を再逮捕した。同課によると、容疑を認めている。あおり運転で強要罪を適用したのは全国初とみられる。宮崎容疑者をかくまったとして犯人蔵匿隠避の疑いで逮捕された交際相手で大阪市東住吉区、会社員、女性(51)について水戸地検は同日、犯人隠避の罪で水戸簡裁に略式起訴。同簡裁は罰金30万円の略式命令を出した。

再逮捕容疑は、8月10日午前6時17分ごろから約2分間、常磐道の守谷市立沢から同市大柏間の数キロにわたり、阿見町、会社員、男性(24)に対し、蛇行運転や割り込みなどの進路妨害、急ブレーキ、進路をふさぐなどの暴行を加え、停車する義務のない男性に、高速道路で停車させた疑い。

県警は宮崎容疑者がその後、男性の顔面を複数回殴ったとして、傷害容疑で同18日に逮捕していた。

あおり運転に対する強要罪適用は全国初とみられ、県警としては初の刑法適用。これまでは道交法の車間距離保持義務違反や追い越し方法違反などを適用してきた。

あおり運転を巡り他県では暴行罪の適用事例はある。ただし暴行罪は傷害罪同様、公判請求されず罰金刑になるケースも多い。これに対し強要罪の刑罰は3年以下の懲役で罰金刑がなく、県警は事件の悪質性から厳罰を求める形となった。

一方、女性は、起訴状によると、宮崎容疑者が傷害の罪を犯して逃走中と知りながら、逮捕を免れさせる目的で同16日、大阪市生野区内のコンビニで飲食物を買って提供し、同容疑者を隠避したとされる。

女性は事件当時、被害男性の車周辺で携帯電話で撮影していたとみられる。

茨城新聞社

最終更新:9/10(火) 12:12
茨城新聞クロスアイ

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