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今夜の食卓の用意はお任せ!子どもだけで作れる簡単「カルボナーラ」【親子クッキング】

9/10(火) 17:01配信

クックパッドニュース

子育て世代にとっては、やはり気になる「食育」。でも、何から始めればよいかわからない、という方も多いのでは? この連載では、子ども料理研究家・武田昌美さんに、子どもと一緒に料理を楽しむ方法と、料理を通して子どもが得られる成長について、わかりやすく解説してもらいます。日々の料理を親子のコミュニケーションの場に変えてくれる魔法のアドバイスをどうぞ♪

【レシピ】<子どもレシピ>カルボナーラ by リトルシェフクッキング

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「家族も知らない才能」が開花する瞬間

長かった夏休みも(やっと!)終わり、2学期のスタートです。真っ黒に日焼けした子どもたちの肌が、暑い夏を思いっきり謳歌した姿を物語っていますね。ついでに私の腕もたくましく、若い頃には想像もできなかったほどの小麦色。果たしてこのくっきりついた時計跡は戻るものなのか……。一抹の不安が拭えません。

9月からはいよいよ2学期! 運動会に音楽会、学校によってさまざまなイベントが控えていると思います。子どもは、親から離れた学校で一生懸命に練習し、当日その成果を披露してくれます。

子どもが少し離れた所で、緊張と達成感を噛み締めた眩しい笑顔で堂々としている姿を見ると、涙が堰を切ったように溢れ出て、その大きくなった姿を堪らなく愛おしく感じます。ところで、家で「ちょっと練習見せてよー」と頼んでも、どうして頑なにやってくれないんでしょうね(笑)。

夏休み、私が運営する料理教室『リトルシェフクッキング』では、初めて小学生向けのレッスンを行いました。「夏休みの自由研究」として、パスタマシンを用いて一からスパゲッティを作ります。作る前に、パスタの歴史やイタリアという国について、みんなで見識を深めてから取り掛かるという内容のレッスンです。

小学生向けのレッスンは幼児向けレッスンとは異なり、親御さんの付添はなしで、お子様だけをお預かりして行いました。もちろん親御さんがお子様の奮闘する姿を見たい!というお気持ち、百も承知なのですが、「ご両親に見せるため」ではなく「自身の学びと成長」により集中してほしい気持ちからそのようにしました。

特に低学年の親御さんは、お子様と別れる際、「うちの子引っ込み思案でシャイだから心配」と不安な気持ちを打ち明けてくだいます。しかし、いざレッスンが始まると、はじめはドキドキしていた様子でも、徐々に周りの初めて出会ったお友達とコミュニケーションを取り、次第に仲良くなり、最後には「また遊ぼうね!」と笑顔で別れるようになります。

あるお母様が「息子がお料理にちょっと興味を持ち始めたので参加しました」とお話しくださいました。その男の子、講師の話を「一言も聞き漏らさないぞ!」という姿勢で聞き、パスタを真剣な表情で作り上げて、最後には苦手だった食材までペロリと完食。お母様のお迎えの時には「今度、自分で料理を作るためにレシピの本を買ってほしい」とお願いが飛び出すほど。彼の中の“ちょっとの好奇心”が、“大きな関心”へと成長し、新しい自分を発見した瞬間でした。

私がこの料理教室で大事にしているのは、料理を通してお子さんの「家族も知らない才能」が開花してくれること。この生徒さんのケースはまさにそれを体現してくれていて、私も嬉しい気持ちでいっぱいになりました。

子どもの「私、できる!」の気持ちを信じて後押しする。すると子どもは、自分の力を精一杯発揮して親も想像できなかったほどの成果を上げます。

料理教室の幼児向けレッスンをご見学いただいている親御さんにも、「料理している子どもを『できる』と信じて見守ってください」といつもお願いしています。そうすることで、子どもは誰かに頼るのではなく、物事を自分の力でうまくやり抜く術を身に付けます。

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最終更新:9/10(火) 17:01
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