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猛抗議ロッテ井口監督が初退場「禁止行為」の内容は

9/10(火) 10:18配信

西日本スポーツ

 ◆ソフトバンク6-11ロッテ(9日・ヤフオクドーム)

 4回のソフトバンク攻撃中の判定にロッテ井口監督が抗議。選手時代を通じ初の退場処分となった。

【写真】井口監督が猛抗議したグラシアル死球の場面

 1死一塁でロッテ二木の投球が、ソフトバンク・グラシアルの内角高めへ。よけるグラシアルはバットを止められずに空振りし、ボールは胸元をかすめるように通過した。かすったかは微妙だったが、嶋田球審は死球と判定。井口監督はベンチを出て球審に抗議し、打者の空振りをアピールしたところ退場。球審は理由について場内に「禁止行為」とアナウンスした。

 嶋田球審は試合後、この禁止行為について「ルールブックに書いてある通りで、ハーフスイングで最終判断。それに対して、まずベンチから出てきてはいけない。出た時点で警告で、審判に近づいたら退場。そのルールを適用して即退場。やりとりは関係ない」と説明した。この内容は公認野球規則8・02(a)とその「原注」にある。

 ハーフスイングとはバットを振る動作を途中でやめたもの。空振りか否かについて公認野球規則は明確に定めておらず、審判の判断による。グラシアルは投球をよけながらスイング途中で右手を離しており、球をよけるためにバットを持った左手を引いた結果、空振りの形になった-と見なすこともできる。

 公認野球規則のストライクの定義には(a)「打者が打った(バントの場合も含む)が、投球がバットに当たらなかったもの」、(e)「打者が打った(バントした場合も含む)が、投球がバットには触れないで打者の身体または着衣に触れたもの」などとある。一方で、死球の定義は「打者が打とうとしなかった投球に触れた場合」とあり、これに当たるとの判定だ。

 同球審は、死球か否かについては井口監督がリクエストできたとした上で「それ(死球)へのリクエストじゃなかった。『スイングだ』っていうことを言っていたから」と続けた。また公認野球規則は、球審が空振りと判定しなかったハーフスイングについては、塁審にアドバイスを受けるよう、監督か捕手が球審に要請でき、要請があれば、球審は塁審に裁定を一任しなければならないとも定めている。

西日本スポーツ

最終更新:9/10(火) 11:22
西日本スポーツ

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