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可搬式オービス 速度違反摘発80件 速度低下や事故減に効果 岡山県警が導入半年

9/10(火) 19:40配信

山陽新聞デジタル

 岡山県警は、道幅の狭い生活道路などでスピード違反を取り締まるため、1月に導入した新装置「可搬式速度違反自動取り締まり装置(可搬式オービス)」の運用状況をまとめた。半年間に県内各所で延べ74回の取り締まりを行い、80件の速度違反を摘発。実施後には通過車両の速度の低下や事故減少の効果も見られた。

 可搬式オービスは、速度超過があると運転手の顔とナンバープレートを自動的に撮影。運転手には後日、違反の連絡をするため、取り締まり時に違反車両の停止スペースを確保する必要がなく、狭い道でも使用できる。

 県警交通指導課が1月15日~7月15日の運用状況を集計した。それによると、県内15警察署管内の主に住民らから要望があった35路線で延べ74回、登下校時間帯に実施。違反80件の中には制限速度を30キロオーバーしていたケースもあったという。

 一方、取り締まり前後の通過車両の速度を調べたところ、全体の8割に当たる29路線で低下し、最大で時速が20キロ下がった場所があった。さらに、実施した32小学校区のうち19小学区で交通事故件数が減少し、前年同期より約200件減となったことが分かった。

 同課は「引き続き生活道路や通学路などの幅員が狭い路線を中心に運用するとともに、重大事故の発生抑止効果の高い幹線道路での取り締まりにも活用していきたい」としている。

最終更新:9/10(火) 19:40
山陽新聞デジタル

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