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【台風15号】「暑くて寝られず」「ろうそく頼り」 千葉で54万軒停電続く 断水も9万戸、ライフライン深刻

9/10(火) 11:58配信

千葉日報オンライン

 台風15号に伴う県内の大規模停電は、東京電力パワーグリッドの10日午後4時時点の集計でも約54万8800軒に上り、県民生活に深刻な影響が続いている。停電場所は依然、市原市で約6万200軒、君津市で約3万7700軒、八街市で約3万1700軒、千葉市若葉区で約3万200軒など45市区町村に及ぶ。県の南部・中央部で復旧の遅れが目立ち、断水被害が重なった地域もある。ろうそくの火を頼りに不安な夜をすごした住民もいる。
 
 千葉市緑区の男性会社員(26)は自宅が9日午前4時前から停電。エアコンも扇風機も使えず、夜が明けるころには汗だく。停電の影響は給湯にも及び「体を洗おうにも冷水しか出ない」とうなだれた。冷蔵庫内の食品は食べられず、食事を買って帰ろうにもコンビニが停電で閉店したり、食品が品切れ。10日の県内は前日に続き厳しい暑さに。「3夜連続でまともに寝られない事態だけは避けたい」と早期復旧を待ち望む。
 
 県内では水道にも深刻な影響が。停電に伴う送水ポンプの停止により、10日午前0時時点で14市町の8万9035戸が断水に見舞われている。東金市が最も多く、2万4927戸。
 
 給水車は県や周辺自治体のほか、茨城県と東京都からも入り、10日には県が自衛隊に応援要請した。空挺団や高射学校が1トンの水トレーラー22台を東金市や市原市などに派遣。断水に見舞われている県内医療機関には航空自衛隊が5トン水タンク車10台を向かわせた。
 
 電車の運休・遅延や倒木で道路渋滞も続き、ガソリンスタンドへの到着が困難な地域が続出。停電・断水地区から離れた親族宅や店に車で行きたくても二の足を踏む県民が少なくない。

最終更新:9/11(水) 12:17
千葉日報オンライン

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