ここから本文です

サムスン“狙撃”し、SKには“訴訟”…“人和”のLGが変わった?

9/10(火) 17:36配信

ハンギョレ新聞

LG電子、サムスン電子のテレビ画質に直撃弾 LG化学はSKイノベーション相手に訴訟戦 「ク・グァンモ就任後に雰囲気変化」評価も

 LEDの前にアルファベットがAから始まりQで長く留まる。それと共に、QLEDテレビはLG製品を「まねることはできない」、LG電子のOLEDテレビは「次元が違う」というナレーションが流れる。8日に公開されたLG電子の新しい広告だ。QLEDテレビは、サムスン電子の代表商品だ。サムスン電子とLG電子は、グローバルテレビ市場でそれぞれ1・2位を守っている。オンエア広告で競争会社の製品名を浮かし直撃弾を飛ばすことは多くない。

 いわゆる“人和”のLGが果敢だった。特にグループの主力事業である電子と化学で積極的容貌を見せている。LG電子は、ドイツ・ベルリンで6~11日に開かれる国際家電博覧会(IFA)を契機に、サムスン電子に対する攻勢を始め、LG化学はSKイノベーションがバッテリー関連の自社営業秘密を侵害したとし、4月に訴訟を提起して以来、立場を積極的に明らかにしている。これまでLGの経営スタイルはサムスンやSKに比べておとなしいという評価が多かった。

 IFAでLGは「Real 8K(8000)」を広報のキーワードに据えた。展示場には最初からサムスン電子のQLEDテレビと自社のテレビを設置した。次世代テレビ市場が、既存の4K(UHD)より4倍鮮明な8K解像度を中心に進化すると予想される中で「8K画質」論争は今回のIFAで主要な話題になった。LG化学はSKイノベーションを相手に訴訟を起こした後、SK側が特許侵害で対抗訴訟を起こすと、先月30日と3日に長文の立場文を出し、世論戦でも活発に動いた。LG化学は特許侵害に対する追加の対抗訴訟も検討中だ。

 一部では、昨年6月のク・グァンモ会長(41)の就任で、いわゆる“4世経営”が本格化した後、グループの雰囲気が変化しているという評価がある。昨年11月、ベイン・アンド・カンパニーコリア代表出身のホン・ポムシク社長(51)を持株経営戦略チーム長に迎え入れ、3月にはスリーエム(3M)からシン・ハクチョル副会長(62)をLG化学の代表として迎え入れるなど、人材運用でも変化があった。LGは“純血主義”が強く、これまで外部人材の招聘に慎重な方だった。事業の構造調整も活発になっている。

 グローバル競争が激化して、主力事業に対する新たな摸索と危機意識が反映された結果という解釈もある。業界関係者は「8Kはテレビ市場で主導権を維持するための重要なモメンタムになるだろうし、バッテリーの場合には未来自動車の核心技術であるだけに開花している市場で今後の技術覇権を守るための試みと見られる」と話した。

ソン・ギョンファ記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )

最終更新:9/10(火) 17:36
ハンギョレ新聞

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事