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奇想天外なのか機能美か!? いまは逆に作れない? 超個性的な名車5選

9/10(火) 6:10配信

くるまのニュース

見た目優先か機能優先か、ユニークなデザインのクルマたち

 クルマの販売台数を左右する重要な要素に外観のデザインがあります。実際、各メーカーはデザインを決定するために莫大な時間とお金をかけています。

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 デザインは見た目だけではなく、機能や室内空間、生産性などを考慮する必要があるので、非常に難しい作業になります。

 しかし、かつては見た目を優先したようなデザインや、機能を優先したデザインのクルマが多く存在しました。

 そこで、1960年代から1970年代にかけて発売された、非常にユニークなデザインのクルマを5車種ピックアップして紹介します。

●トヨタ「スポーツ800」

 トヨタは、大衆車「パブリカ」のコンポーネンツを流用して、超軽量構造と空気抵抗低減を実現した2シータータルガトップクーペの「スポーツ800」を、1965年に発売しました。

 スポーツ800のデザインは、1962年の「全日本自動車ショー」に出展され好評を博したコンセプトカーの「パブリカスポーツ」をベースにしています。

 車体の各部を曲面としており、スポーツカーとして精悍な印象よりも、丸みを帯びたかわいいイメージです。

 エンジンは0.8リッター空冷水平対向2気筒OHVで、最高出力45馬力と非力でしたが、580kgという軽量な車体には十分なパワーでした。

 実際にレースの世界では、パワーで勝るホンダ「S600」がライバルとされていましたが、軽量なボディと、戦闘機開発の技術を応用したといわれる空力特性で、Sシリーズと対等以上の走りを実現していました。

●日産「チェリー」

 日産「チェリー」は、1970年に同初のFF車としてデビュー。車名の「チェリー」は、日本らしさを訴求するため「桜」から命名されました。

 当時の小型車は世界的にFRからFFへの移行が始まりつつあり、小さなボディサイズでも広い室内を確保できるというメリットがありました。

 発売当初のボディバリエーションは2ドアと4ドアセダンでしたが、1971年9月にはスポーティな「チェリークーペ」が加わります。

 なかでも上位グレードである「X-1R」は「スカイラインGT-R」をイメージさせるオーバーフェンダーを装備し、1.2リッター直列4気筒OHVの「A12型」エンジンを搭載。ツインキャブ仕様で最高出力80馬力を発揮しました。

 チェリークーペは斬新なハッチバックスタイルで、斜め後方の視界を度外視したリアサイドが特徴的です。このスタイルは当時の若者たちを魅了し、チェリークーペは大人気となりました。

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最終更新:9/13(金) 16:00
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