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ヤクルト新監督に高津2軍監督の就任決定的!小川監督退任発表、球団すでに就任要請

9/11(水) 7:00配信

サンケイスポーツ

 ヤクルトの来季新監督に現2軍監督の高津臣吾氏(50)が就任することが10日、決定的になった。小川淳司監督(62)の辞意を前日9日に根岸孝成オーナー(70)が了承し、契約満了による退任が正式決定。その後、後任を高津氏に一本化し、就任を要請したとみられる。既に4位以下が確定し、クライマックスシリーズ(CS)進出の可能性がなくなったヤクルト。日米通算313セーブを挙げたレジェンドに、低迷するチームの再建を託す。

【表でみる】高津臣吾の日米年度別登板成績

 ヤクルトの苦境に、かつての守護神が登板する。来季の立て直しへ、高津監督の誕生が決定的となった。

 2年契約の最終年だった小川監督が申し入れていた辞意を前日に根岸オーナーが了承し、10日に契約満了による退任が正式に球団から発表された。この日、東京・北青山の球団事務所で取材に応じた衣笠剛球団社長兼オーナー代行(70)は「小川監督から出ていた辞任の意向について、受理しましょうという結論に至った。新任監督については今後もノーコメント。全日程が終了した後に発表する」と説明した。

 後任として一本化されたのが、現2軍監督で指導者として評価を高めている高津氏だ。現役時代は日米通算313セーブを挙げ、韓国、台湾でプレーした異色の経歴を持つ。

 指導者としては独立リーグのルートインBCリーグ・新潟で選手兼任監督を務め、2014年から1軍投手コーチとしてヤクルトに復帰した。15年には前年リーグ最下位だった救援防御率を同1位の2・67に改善するなど投手陣を整備し、リーグ優勝に貢献。17年からは2軍監督を務めている。

 常々口にするのが「若い選手は毎日、24時間が勉強。たとえ野球をやっていない時でも、全てを野球に結びつけて吸収してほしい。その積み重ねが、将来の差になって表れてくる」という指導哲学。コミュニケーション能力が高く、選手が力を発揮しやすい環境づくりにたけており、世代交代を図るチームには最適な人材といえる。

 今季のチーム防御率、失点はともに12球団ワースト。何より大きな課題となっている投手陣再建という難題にも豊富な指導経験が生きそうだ。

 小川監督の退任が決まった後、球団首脳が高津氏と会談して監督就任を要請したとみられる。シーズン終了後に正式決定する見通しで、米大リーグでプレー経験のある日本選手が監督に就任するのはロッテ・井口資仁監督(44)に次いで2人目となる。

 今季は高卒2年目の村上が才能を開花させたが、チームは序盤から主力に故障者が続出。5月から6月にかけてリーグワーストに並ぶ16連敗を喫するなど苦戦が続いた。この日の阪神21回戦(甲子園)には延長十回、5-4で勝ったが、5位と8・5ゲーム差のリーグ最下位に低迷している。

 大きな転換期を迎えるヤクルト。伝説の守護神が改革の旗手となる。

最終更新:9/11(水) 11:00
サンケイスポーツ

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