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【レッドブル】2020年のドライバーラインアップはF1アメリカGP後に判断

9/11(水) 12:11配信

TopNews

レッドブルは今シーズンが終わる前に2020年のドライバーラインアップを決定する計画のようだ。

オーストリアに本部を構える世界的エナジー飲料メーカーのレッドブルは現在2つのF1チームを有している。レッドブル・レーシングとトロロッソだ。

トロロッソはトップチームのレッドブルのためにドライバーを育成するジュニアチームとして運用されてきており、これまでにも4回のF1タイトル獲得に成功したセバスチャン・ベッテル(現フェラーリ)やダニエル・リカルド(現ルノー)らをこのシステムを通じてF1トップドライバーに成長させたという実績を有している。

だが、今季ルノーへ移籍したリカルドの後任としてトロロッソから抜擢したピエール・ガスリーは期待通りのパフォーマンスを示すことができず、レッドブルでは夏休み明けに行われた第13戦ベルギーGPから今季トロロッソでF1デビューを飾ったばかりのアレクサンダー・アルボンをレッドブルに昇格させ、ガスリーを再びトロロッソに降格させている。

■アルボンのレッドブルデビューレースはそれほどでもなかったとクビアト

今季トロロッソのドライバーとしてF1復帰を果たしたダニール・クビアトももともとレッドブルのジュニアドライバーとしてトロロッソでF1デビューし、その後レッドブルで走っていた経験を有している。

うわさではガスリーと入れ替わりにレッドブルに行くのはクビアトではないかとも言われていたが、レッドブルではアルボン起用を決定。そのアルボンはレッドブルでのデビュー戦となったベルギーでエンジンペナルティーを受けて17番グリッドからスタートしたものの5位フィニッシュを達成している。

クビアトとしては意地もあるのだろうが、第14戦イタリアGPが行われた先週末のモンツァで、アルボンのベルギーでの走りはそれほど印象的なものではなかったと語っている。

■アルボンを評価するマルコ

だが、レッドブルのドライバーマネジメント責任者であるヘルムート・マルコの見方は違うようだ。

マルコはアルボンがベルギーのスパ・フランコルシャン・サーキットで見せたパフォーマンスに関して『Speedweek(スピードウィーク)』に次のように語った。

「彼はうまく適応しているし、ベルギーで力強いデビューを飾って見せた。彼は我々の期待通りのことをしているよ。彼はあそこでの1周目から完全に存在感を示したよ」

■アルボンを昇格させたのはタイ人だからではない

現在、世界160か国以上で販売されているエナジー飲料のレッドブルだが、もともとはアルボンの祖国タイで開発されたものだった。チャリアオ・ユーウィッタヤーというタイ人ビジネスマンが売り出した“赤い牛”という意味を持つ「Krating Daeng(クラティン・デーン)」という飲料に目をつけたディートリッヒ・マテシッツがユーウィッタヤーとともにレッドブルを設立し、エナジー飲料として改良を加えたことでレッドブルを世界最大のエナジー飲料に成長させたのだ。

チャリアオ・ユーウィッタヤーはすでに2012年に亡くなっているが、長男のチャラーム・ユーウィッタヤーを始めとするユーウィッタヤー一族が現在もタイでのレッドブル販売権を有している。

今回、イギリス生まれのタイ人であるアルボンを抜擢したのは、ユーウィッタヤーの希望もくみ入れてのことだったのかと質問されたマルコは次のように答えた。

「我々は一度も話はしていないよ。すべて我々が決めたことだ」

■最終判断はアメリカGP後

マルコはさらに、来季レッドブルで誰がマックス・フェルスタッペンのチームメートとなるのか、そしてトロロッソで走るのは誰になるのかを今季の第19戦アメリカGP(11月3日決勝)後に決めることになると次のように語った。

「誰がどこで走ることになるのかはアメリカでのレースの後に判断することになるだろう」

■ベッテル復帰やヒュルケンベルグ加入の可能性は?

最近のうわさでは、2010年から2013年にかけてレッドブルで4年連続F1チャンピオンとなったベッテルがフェラーリとの契約を解除して2020年にレッドブルに復帰するのではないかと言われている。

さらに、ルノーとの関係が今年いっぱいで終わることになったニコ・ヒュルケンベルグが2020年にフェルスタッペンのチームメートを務めることになるのではないかと予想している者もいるようだ。

しかし、マルコはベッテルはともかく、少なくともヒュルケンベルグが来季レッドブルに加わることはないと語ったと伝えられている。

最終更新:9/11(水) 12:11
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