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「若松誘客協」設立 芦ノ牧、東山、旅館ホテル組合の施設

9/11(水) 10:08配信

福島民報

 会津若松市の芦ノ牧温泉、東山温泉、会津若松旅館ホテル組合に加盟する旅館やホテルは、会津若松誘客協議会を設立した。三地域が連携し、回遊性のある滞在型観光を推進できる態勢を整備する。県外での宣伝活動などを展開し、県内有数の観光地である会津地方の認知度を高め、観光誘客を図る。行政に観光面の財源確保を求める。

 会津若松市には旅館・ホテルが約五十施設あり、最大で約八千三百人を収容できる。施設の多くは芦ノ牧温泉、東山温泉の両観光協会、会津若松旅館ホテル組合に属している。訪日外国人客(インバウンド)の増加などで観光誘客の活動が全国で活発化する中、既存の枠組みを超えた連携が重要と判断した。

 関係者によると、会津地方では「会津まつり」など地域を代表する行事に合わせた観光客の入り込みが多い一方、年間を通じた誘客につながっていない現状がある。市全体の宿泊施設の情報をまとめた冊子作成なども検討し、地域としての会津の魅力を売り込む。

 協議会の設立は芦ノ牧温泉の丸峰観光ホテル、大川荘、芦ノ牧グランドホテル、東山温泉の御宿東鳳、くつろぎ宿(千代滝、新滝)、原瀧が中心となった。会津若松ワシントンホテルなど市街地の施設も加わっている。近く会合を開き、本格的な活動を始める。二次交通業など宿泊業以外の加入も想定する。

 会長に就いた丸峰観光ホテルの星保洋社長は「観光客の滞在時間が延びれば、地域経済の発展につながる。情報の共有、実態動向の分析を進め、実効性の高い施策に取り組みたい」と展望を明かす。

 御宿東鳳の嶋村卓也総支配人は「年間を通じた誘客には『会津に行きたい』という観光客の動機付けが重要」と指摘し、有効な仕掛けづくりに意欲を見せる。会津若松ワシントンホテルの武田修社長は「DMO(観光地域づくり推進法人)に近い取り組みが展開できればうれしい」と広がりを期待する。

最終更新:9/11(水) 10:08
福島民報

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