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ソフトバンク・工藤監督 逃げ切りVへ"必笑"ロード作戦

9/11(水) 16:40配信

東スポWeb

 パ・リーグ首位のソフトバンクで、指揮官のある変化が注目を集めている。2位西武とは0・5ゲーム差。11日からは敵地メットライフドームで直接対決2連戦に臨む。1勝すれば優勝マジックが点灯し、逆に連敗または1分け1敗ならライバルにマジックがともる天王山ながら、ここへきて工藤公康監督(56)が妙に明るく、球界OBも「最近の工藤監督は負けている時でもニコニコしている。なにか良いことがあったのかなと思うくらい明るい」と不思議がっているほどだ。

 変化が出始めたのは9月に入ってから。自軍のミスや追う展開では、どこの監督も腕組みをして渋い表情を浮かべるのが常で、選手にとってはそれがプレッシャーになることもある。ところが工藤監督の最近のベンチでの表情は穏やかそのもので、柔和な笑みを浮かべるケースも多い。

 実はこれ、指揮官自ら意識してやっていることだった。V争いも大詰めを迎えた中で「選手は大きな試合ではどうしても緊張してしまう。緊張すると体が動かなくなる」と考える工藤監督は、選手にベストのプレーをしてもらうため「僕もよくテレビカメラで(渋い表情を)抜かれることがある。そこは僕自身、反省しながらやっていかないといけない」と“渋顔NG”を課したそうだ。コーチ陣にもミーティングで「ミスした時ほど次に取り返すことが大事。暗くならずにいこう」と呼びかけ“仏のベンチ”作戦の同意を取り付けている。

 工藤監督は「選手にはこういう試合が続くからこそ楽しんでほしい」とも言う。とにかく明るいソフトバンクは、笑顔のまま歓喜のゴールテープを目指す。

最終更新:9/11(水) 16:44
東スポWeb

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