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3分でわかる「内閣改造」目的は?

9/11(水) 10:30配信

毎日新聞

 首相が内閣を改造(閣僚の顔ぶれを変える)理由はいろいろあります。首相の実行したい政策にふさわしい人を選ぶことも大切な目的ですが、首相の政権内での力を高めることも狙いの一つです。

 閣僚(大臣)人事は首相が決めます。大臣にはなりたいものです。内閣改造の時期が近づくと、首相を批判する声が減ったり、報告書をまとめて成果をアピールしたり、なにかと用事を作っては首相に会おうとしたりする議員が増えます。

 派閥(自民党内のグループ)や参院などの推薦枠もありますが、最終的な決定権を首相が握っている意味は小さくありません。

 また、顔ぶれが変わり、新鮮な印象が出るためでしょうか。改造をすると内閣支持率が上がる場合もあります。

 一方で危険もあります。閣僚になれなかった人は不満を持ちます。また、新しく閣僚になった人にスキャンダルが発覚することもあります。

 政権がピンチになった時に、内閣を改造して切り抜けようとした例は多いのですが、うまくいくとは限りません。

 安倍政権は財務相と官房長官を第2次安倍内閣発足(2012年)以来、変えていません。2つの重要ポストを固定することで安定を確保し、新しいメンバーが入ることによる揺らぎやぶれを一定の範囲内におさめるというやり方で長期政権になっています。

最終更新:9/11(水) 10:33
毎日新聞

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