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「期待感も高揚感もない」「突っ込みどころ満載」「人材の払底感極まる」野党、一斉に批判

9/11(水) 20:19配信

毎日新聞

 11日の内閣改造・自民党役員人事を受け、野党各党は「でがらしお友達内閣」(れいわ新選組の山本太郎代表)などと一斉に批判した。秋の臨時国会に向け、閣僚の資質などを追及する構えだ。安倍晋三首相が加速を目指す憲法改正論議を巡っては各党で温度差も見られた。

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 「国民不在のお友達・側近重用内閣。何を目指し、何をやりたいのか全く分からない。期待感も高揚感もない改造だった」。立憲民主党の福山哲郎幹事長は国会内で記者団にこう語り、改造内閣を切り捨てた。

 共産党の小池晃書記局長は党本部で「突っ込みどころ満載の内閣。それぞれの方がいろいろと報道された問題もある。手ぐすね引いて論戦に臨みたい」と強調。日本維新の会の馬場伸幸幹事長は記者会見で「諸問題に本当に精通しているのだろうかという人もいる。一抹の不安もある」と語った。

 入閣待機組が大量に処遇された点に野党の批判は集中した。社民党の吉川元(はじめ)幹事長は談話で「人材の払底感が極まっている。新鮮味もなく全く期待できない」と早期退陣を要求。NHKから国民を守る党の上杉隆幹事長も「この数年間で『身体検査』で落としたお友達を一斉に入閣させ登用したのは長期政権のおごりに他ならない」とこき下ろした。

 台風15号の影響で千葉県を中心に大規模な停電が続く中での内閣改造だったことにも「非常に遺憾」(福山氏)と冷ややかだ。れいわの山本氏は「(改造内閣に)コメントは特にない。そんなことより、千葉の復旧に政府として全力を注いでほしい」と注文した。

 憲法改正を巡っては、福山氏が「国民が憲法改正を望んでいないからできていない。内閣の意思で憲法を変えるものではない」と改めて慎重な姿勢を強調。これに対し、国民民主党の玉木雄一郎代表は記者会見で「落ち着いた環境で議論できる場を与党側としてもぜひ作っていただきたい。期待している」と前向きな姿勢を示した。【浜中慎哉、野間口陽】

最終更新:9/11(水) 20:19
毎日新聞

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