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東電、千葉県内の停電復旧に遅れ 11日中の復旧見通せず

9/11(水) 15:47配信

産経新聞

 東京電力ホールディングスの送配電事業会社である東京電力パワーグリッド(東京)の金子禎則社長は11日、東京都内で記者会見し、台風15号による千葉県内の停電について、11日中に完全復旧させるのは難しいと発表した。同社は10日午後7時時点で、11日朝までに停電戸数を約54万軒から12万軒にまで減らし、11日中には全て復旧させる見込みと公表していたが、作業が大幅に遅れている。

 会見で金子氏「広域、長時間にわたっての停電で、大変ご迷惑をかけ、申し訳ない」と謝罪した。

 同社によれば、11日朝の段階で、12万軒まで減らすとしていた千葉県内の停電だが、依然約40万軒超で残っている。10日夜の雷雨の発生によって、作業を一時止めなくてはならなかったことに加え、夜間作業では効率が悪いことや、想定以上に工程が必要になったためと説明している。

 だが、ある関係者は、「もともと工事の見通しが甘く、10日の段階で11日中の完全復旧を表明したこと自体が、かなり無理のある見込みだった」と話す。また、別の関係者は、「台風直撃が少なく、東電に復旧ノウハウが不足していた可能性が高い」と分析する。

 同社は、11日未明までに復旧した茨城県、静岡県、神奈川県(一部地域を除く)の要員を、千葉県の工事に加えるほか、中部電力や東北電力など、他の電力大手各社に復旧要員や電源車などの追加派遣を要請。依然大規模な停電が続く千葉県の復旧を急ぐ方針だ。

最終更新:9/11(水) 17:30
産経新聞

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