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北「超大型放射砲」2発失敗か 金正恩氏視察も… 連射実験で挽回示唆

9/11(水) 18:19配信

産経新聞

 【ソウル=桜井紀雄】北朝鮮国営メディアは11日、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が10日に「超大型放射砲(多連装ロケット砲)」の試射を先月24日に続いて再び視察したと報じた。韓国軍は、内陸の平安南道(ピョンアンナムド)价川(ケチョン)付近から東に飛翔(ひしょう)体2発が発射され、最大約330キロ飛行したのを探知したが、うち1発は陸地に落下したと推定。一部試射に失敗したとの見方が出ている。

 北朝鮮メディアは、4本の発射管を持つ移動式発射台から打ち上がる飛翔体の写真も公開。蓋が開いた3本の発射管が写し出されており、発射を想定した3発のうち1発が不発だった可能性も指摘されている。

 金正恩氏は、今回の試射で精密誘導機能などが検証されたとし、「今後は威力上、最も顕著な特徴となる連発射撃の試験を行えばよい」と述べた。メディアは、今回の試射が「成功」だったとは伝えておらず、さらなる実験の必要性を示唆したとも読み取れる。

 金正恩氏は、超大型放射砲など「戦術誘導兵器」の生産を「最大に引き上げる」ことも指示。北朝鮮は9日、今月下旬にも米国との協議に応じる用意があると表明したが、協議と並行して兵器の開発・実験を続けていく意思を示した形だ。日米韓当局は、飛行軌道や速度などから今回の放射砲を事実上の短距離弾道ミサイルとみなしている。

 視察には、朝鮮人民軍砲兵局長から総参謀長に新たに就任した朴正天(パク・チョンチョン)氏や、金正恩氏の妹の金与正(ヨジョン)党第1副部長らが同行した。

最終更新:9/11(水) 18:19
産経新聞

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