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最も「高校野球熱」が高い都道府県は? スポーツナビのページアクセス数から分析

9/11(水) 12:09配信

スポーツナビ

 8月22日に履正社(大阪)の初優勝で幕を閉じた、第101回全国高等学校野球選手権大会。大会期間中、スポーツナビの高校野球ページにも多くのアクセスがあった。本記事では、都道府県別のアクセス数を見ることにより、「都道府県別での高校野球熱」を測っていく。算出方法は、都道府県別のアクセス数を総務省統計局の「都道府県別人口と人口増減率」データ内にある、平成29年の推計人口で割り、平均の数字を50として偏差値を出している。

 1位となったのは、関東第一高校が代表校だった東東京。ちなみに、東京都は東西の2校が出場しているため、東京からのアクセス数は4試合を戦った関東一(東東京)と、2試合を戦った国学院久我山(西東京)を2対1の割合で配賦している。東東京が1位、西東京が6位になった理由としては、東京以外の県に住んでいる人が東京からアクセスした際にも東京からのアクセスとしてカウントされるため、大規模のオフィスがたくさんある東東京の昼間人口が多いことも、大きな理由として考えられるだろう。

 2位には大阪府、3位には石川県が入った。言わずもがな、大阪府の代表校は優勝校・履正社、石川県の代表校は準優勝の星稜。決勝を戦った2校の所属エリアが2、3位に並ぶ結果となり、やはり勝ち進むことで多くの地元ファンが注目して速報やニュースを見守っていたことが分かる。

 4位には富山県、7位には福井県がランクイン。富山県代表の高岡商、福井県代表の敦賀気比はそれぞれ3回戦で姿を消しているが、今回の決勝は前述の星稜によって「北陸勢初の優勝」がかかった試合でもあった。同じ北陸勢を応援する富山、福井県民のアクセスも多かったことを物語っている。

 5位に入ったのは宮城県。代表校の仙台育英は初戦の飯山(長野)戦で、春夏合わせて東北勢史上初となる20得点を記録するなど、猛打で8強に進出。今年こそ地元県民からの「白河の関越え」の期待が多かったことが推測される。

 9位の神奈川県は今回出場した東海大相模をはじめ、横浜、桐光学園、桐蔭学園、慶應義塾など、県内に強豪がひしめく高校野球の激戦区。東海大相模高校は3回戦で敗退したが、まさに県内の高校野球熱の高さが表れている。

 10位の福岡県は九州出身者が多く集まる。代表の筑陽学園は初戦で敗退し、今年の九州勢は海星(長崎)のベスト16が最高だったが、野球熱の高いエリアとして多くのアクセスがあったと言える。

 最後に興味深かったのは、8位に入った愛知県。出場した誉は開幕戦で敗退しているにもかかわらず、トップ10に入っている。大会期間中にはベスト4に進出した隣県の中京学院大中京(岐阜)が、愛知の名門・中京大中京と名前が似ていることから、間違える人が続出しているというニュースがあった。さらに、「中京学院大中京」は、実は直線距離では岐阜市よりも名古屋市の方が近い。名古屋市に近いことから来る親近感なのか、それとも愛知県民も「中京大中京」と勘違い(?)していたからなのか、多くの愛知県民が関心を持ってスポーツナビにアクセスしていたという結果だった。余談ではあるが、「中京学院大中京」は20年に以前の「中京」に校名を改称することが決まっており、その後はこうした間違いはなくなると予想される。

 各地区から代表が選出され、自分の出身や居住エリアの代表が敗れてしまった後は近県・同地域の代表を応援するなど、郷土愛が表れるという高校野球。今回の都道府県別アクセス数調査は、それを数字で如実に表す結果となった。

最終更新:9/11(水) 12:09
スポーツナビ

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