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【特集】「出張プロレス」の仕掛け人に密着!居酒屋でもお花見でも家でも...マット1枚でどこでも行きます!

9/11(水) 15:39配信

MBSニュース

出張サービスまたはデリバリーするものといえば、ピザや蕎麦、最近ではバーベキューなども対象です。しかし、今回取り上げるのはそんなありふれたものではありません。「出張プロレス」です。場所さえあればレスラーがその場でプロレスを披露してくれるというサービス。始めたのはこの道20年のあのレスラーでした。

居酒屋が会場に!?良さは「距離感」

力と技とがぶつかり合うスポーツ、プロレス。8月29日、そのプロレスが行われていたのは…なんと居酒屋の中でした。

大阪・西区にある「Bistro de Ramekin」。広さは約9畳、床に敷かれたマットで所狭しと暴れているのは…プロレスラーの「アルティメット・スパイダーJr」、「タコヤキーダー」、「菅沼修」!そして、個性豊かな彼らを率いるのはプロレスラーの「くいしんぼう仮面」です。彼らは5年前から全国各地に出張してマットプロレスを行っています。

「マットプロレスの良さは距離感ですね。(客は)リングだったら上を見上げて距離もある。マットプロレスならお客様がリング上にいる感覚で見られるので、チョップ1発でも迫力が伝わる。」(くいしんぼう仮面)

マットプロレスならではの工夫もたくさんあります。店内のカウンターに目を付けたレスラーたちは…敵の頭を角に打ち付け、なんと上から1回転ダイブまで!また客に倒れ込むなど、プレー中もできるだけ客を巻き込みます。実際にマットプロレスを見たお客さんも…

「チョップですね、逆水平とか。生の音が間近で聞こえるのが醍醐味。」(客)
「選手に手を伸ばせば触ることができる。ロープがないので、観客がロープ代わりでロープブレイクする。おもしろいですね。」(客)

38歳で突如“契約解除”…出会った「マットプロレス」

なぜプロレスを出張するのか…くいしんぼう仮面にはある思いがありました。1999年、プロレスブームの中「大阪プロレス」が立ち上がりました。当時の旗揚げメンバーの1人がくいしんぼう仮面です。得意技は「関空トルネード」、豪快な空中技やコミカルな動きなどでファンを魅了しました。

しかし2014年、観客動員の伸び悩みなどを理由に大阪プロレスは常設会場を全て閉鎖。選手も契約を解消され、くいしんぼう仮面は突如フリーランスに。38歳で行き場を失いました。大阪・北区、くいしんぼう仮面に思い出の場所を案内してもらいました。

「ここが最後の常設会場『ナスキーホール(2014年閉館)』です。5年ぶりぐらいに来ました。(当時)仕事がなかった、上がるリングがなかったから、その時点でどうしようかと。試合しないとお金稼げないから。プロレスラーって人前で試合をするからこそ存在する意味があると思う。」(くいしんぼう仮面)

もう一度リングに立ちファンの歓声を浴びたい。そんな中出会ったのがマットプロレスでした。

「偶然、近くにある地下の格闘技道場があるんですよ。そこで『プロレスをしてくれ』と言われた。地下の道場はリングも何もない狭い所です。そこから、ちょくちょく依頼が2、3個あって、こなしているうちに『じゃあ自分で企画したらおもしろいんじゃない』って。」(くいしんぼう仮面)

こうして、大阪プロレス時代の仲間とともに「出張プロレス」がスタートしました。

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最終更新:9/11(水) 15:47
MBSニュース

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