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韓国の満塁男 今、日本で第2の人生スタートの理由

9/11(水) 10:50配信

西日本スポーツ

 元韓国代表内野手の李〓浩(イ・ボムホ)氏(37)のコーチ研修が、2010年にプレーしたソフトバンクで始まった。

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 韓国・起亜で今年7月に引退。研修はファームで行われ、期間は今月6日から秋季キャンプ終了までの予定だ。日本で第2の人生をスタートさせた「韓国の満塁男」が、今の思いを語った。

※〓は「木へん」に「凡」

 09年ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)決勝の9回、ダルビッシュに同点打を浴びせた男と言えば分かりやすい。ソフトバンク時代は思うような成績を残せなかったが、西武涌井(現ロッテ)のノーヒットノーラン阻止を覚えているファンも多いだろう。イ・ボムホ。通算満塁本塁打17本の韓国プロ野球記録保持者は、今夏、プロ20年目のシーズン途中に現役を退いた。

 「20年間フルタイムで試合に出てきました。だんだん、実力も落ちてきていました。ファンにそういう姿を見せたくなかった。ずっと左のハムストリングを痛めていましたが、それが理由ではなく、実力が落ちてきたからです」

 韓国ハンファでプロ入りし、ソフトバンクをへて起亜でプレー。7月13日、古巣ハンファ戦を引退試合に選んだ。引退後のキャリアについて思いを巡らす中、韓国球団の監督を歴任した金星根(キム・ソングン)氏(76)に電話をかけた。同氏はソフトバンクで「コーチングアドバイザー」として、ファームの指導に関わっている。

 「引退の日を決め、引退してから、何をしたらいいのか考える時間がありました。指導者になると決めたのではなく、最初に勉強することが大切だと思いました。日本にしても、米国にしても、野球の勉強がしたかった。金星根さんに電話をかけて、手伝ってもらえませんかと頼みました。ホークスからも、OKですよ、ぜひ来てくださいと返事をもらえました」

 48試合に出場し、打率2割2分6厘、4本塁打、8打点。ソフトバンクで過ごした1シーズンの成績は、不本意なものだった。この年は、現役生活20年でどんな意味を持っているのか。

 「韓国では感じられないことを、たくさん感じました。韓国では、活躍できなくても毎日試合に出られました。日本では、私は外国人。枠があって、投手を3人登録したら、野手は1人しか入れない。最初はそういうことも考えずに来たんです(苦笑)」

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最終更新:9/11(水) 15:43
西日本スポーツ

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