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台風15号爪痕・・・伊東市で断水続く

9/11(水) 19:28配信

静岡朝日テレビ

おとといの台風15号で深刻な影響を受けた伊豆。停電はすべて解消し鉄道も運転を再開するなど復旧が進む一方で、伊東市ではまだ断水が続いています。

●美容院店主 太田吉哉さん
「シャンプー台の水が出ないのは一番困る。実際に全然でないです。全然」

伊東市八幡野地区にあるこちらの美容院。営業はしていますが、断水の影響でシャンプーなど水を使うメニューは提供できていません。

●女性客
「私カットだけ、きょうは家の方は(水が)出ているから大丈夫かなと思って来た」

髪を切ったこちらの女性は自宅で髪の毛を洗い流すといいます。

●美容院店主 太田吉哉さん
「流すほどの量は全然ないない。給水所でいただいた水を移し替えて、霧吹きで濡らすことはできる」「水道が命なので早く復旧してもらうことを望んでいる」

●鈴木祥平記者リポ
「伊東市八幡野は断水が続いているため、きょうも住民の方々が水を汲みに給水所を訪れています」

台風から3日。伊東市の八幡野地区と富戸地区では、今もおよそ2800戸で断水が続いています。市は、きのうから給水所を5カ所に増やして対応していて、こちらの中学校にも多くの住民が集まっていました。

●住民
「3日目だからなんとかしてもらいたいんだけど、自然災害だからしょうがない」

●宮川淳カメラマンリポ
「土砂崩れで用水路がふさがれ水田が水没した現場です。発生から3日目を迎えて若干水位は下がったように見えますがまだ引いていません」

断水の原因となっているのが「土砂ダム」です。土砂崩れが川の水をせき止め、田んぼなど27ヘクタールが冠水。そこにあった住民に水を供給する取水施設が被害を受けたのです。伊東市は国交省に要請し、きのうから夜通しポンプ車を使った排水作業を行っています。

●鈴木祥平リポ
「伊東市池地区の土砂崩れの現場です。重機による倒木の撤去作業が行われています。反対側ではポンプ車による溜まった泥水の排水作業が行われています」

1分で10トンほどの水を排水していますが、作業は難航しています。きょう午後1時までのおよそ17時間かけて土砂ダムの水位は2センチほどしか下がっていません。

●国交省沼津河川国道事務所 岡村和久事業対策官
「全ての水をポンプ車で排水するというのは困難ということで、今こういった排水路の確保の作業をしている」
「昨日の20時から排水始めて、1センチ下がった状態で、朝2本目のポンプを設置してそれからまた1センチ下がった」

「土砂ダム」解消のめどは立っていませんが、市は断水については別の水源を確保するなどして明日までの復旧を目指しています。一方、伊豆地域を中心に一時最大で4万5000戸に上った停電は全域で復旧。下田~河津間で運転を見合わせていた伊豆急行も全線で運転を再開しています。

最終更新:9/11(水) 19:28
静岡朝日テレビ

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