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13歳の少女が閉じ込められ...SHELLYが人身売買の実態を取材

9/11(水) 17:20配信

テレ東プラス

“海の奴隷“が語った地獄の日々

世界有数の水産物輸出国として知られるタイ。日本への輸出額もアメリカに次いで2位にのぼる。しかしこの漁業の現場が、人身売買の巣窟になっていることはあまり知られていない。タイでは最近、「給料のいい仕事がある」と騙され、監禁されて売り飛ばされる人身売買が横行。中でも多いのが、漁船に送られ奴隷のように働かされるケースで、こうした “海の奴隷“の数は2万人とも言われている。真相を取材するため、番組MCのSHELLYがタイ・バンコクに向かうと、そこには信じられない現実があった。

11年もの間、漁船で強制労働させられていた男性に話を聞くことができた。騙されて船に乗せられたというトゥンリンさんを待ち受けていたのは、24時間ひたすら網の上げ下ろしを繰り返す日々。彼の手を見ると右手の指がない...。船上の事故で指を失ったがきちんとした治療をされず、消毒薬で洗うだけで、鎮痛剤を飲んで痛みをこらえたそう。「働けなくなると生きたまま海に捨てられます」とにわかに信じがたい話をする彼は、実際に海に捨てられた人を何人も見てきたという。「俺たちは魚以下だったんだ!」と地獄の日々を振り返り、怒りをあらわにした。

“海の奴隷“のシンジケートを追って番組取材班が向かったのは、人身売買が多発するマレーシアとの国境。案内してくれた地元記者の車が止まると、そこにはタイの警察の姿が。路地の奥のボロボロの倉庫のような建物で、ある事件が起きたという。そこは人身売買された人が監禁されていた現場だったのだ。監禁されていたのは赤ちゃんを含む21人もの男女で、今まさにマレーシアに送られるところを救出されたという。彼らは5日間食事も水も与えられず、穴の空いた天井から落ちてくるわずかな雨水をすすって生き延びていた。

今回のように運よく発見できても問題は終わらない。“海の奴隷“の被害者を保護する団体では、タイやインドネシア政府と協力し、これまで3000人以上の人々を救出してきた。しかし、救出後も自宅に自ら火をつけ失踪してしまう人や、精神を病んで暴れてしまうため拘束せざるを得ない人など、救出後のサポートにも問題が山積していた。

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最終更新:9/11(水) 17:20
テレ東プラス

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