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会釈するバイク乗り達は、マナーも良く仕草が可愛い!! ~木下隆之の、またがっちゃいましたVol.13~

9/11(水) 17:00配信

バイクのニュース

公道を走るときに心がけたい素敵なマナーとは?

 一台の対向車をやり過ごし、右折しようと待っていた。するとそのとき、その対向車が、僕のために減速し、「どうぞどうぞ」と右折をうながした。相手をおもんばかる、素敵なマナーである。
 
 だがしかし、基本的に底意地の悪い僕は、素直に感謝する気になれないときがある。「どうぞ右折してください」の合図が、人さし指を突き出しての「右指チョンチョン」であったとすると、ついついムカッとしてしまうのである。

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 それでも一応は社会人である。武士道精神が抜け切れない。それゆえ、会釈はするし、パッシングで感謝を伝える。だが、心の底では素直に感謝できないのである。僕は了見がことさら狭いのである。

 海岸線を走る134号線でのサイクリングはさぞかし気持ちがいいようで、ここ数年、ロードバイクブームの到来以來、休日ともなれば夥しい数のバイクチームが列をなしている。無数のスポンサーを体に纏っているからプロのロードレーサーかと思ったらあれ、マイヨジョーヌでもなんでもなく、ファッションなんですってね。

  134号線は、けして広くはないから、ロードバイクとクルマが並走するのには無理がある。とはいうものの、お互いには10km/h程度の速度差がある。5台程の編隊を組んだ本格的なロードバイクチームで平均速度は約30km/h、僕のクルマは40km/hで走行しているのだから、お互いに流れがギクシャクする。

 (以上はコンプライアンスを考慮した数字であり、20km/hほど上乗するのは個人の自由といたします)

 集団を追い越すにはかなり速度を上げなければならない。かといって、隊列の後ろを大人しく追走するには。クルマとしてはかなりトロトロまで減速しなければならないわけだ。

 そんなとき、ロードバイク集団のしんがりを受け持つリーダーらしき男性が、あろうことか気の短いこの僕に「右指チョンチョン」をしたのである。おそらく「お先にどうぞ」なのであろうが、了見の狭い僕は、上から目線で指示されたように感じたのである。その時の僕の気持ちは、こうだ。

 「指示されんでも、追い抜かしたるわい??」

 自慢じゃないが、といいながら自慢すると、その気になれば、270km/hは出るクルマに乗っているのである。

 その点、バイク乗りはマナーがいい。スロットルを捻り続けていないと走らないから、「右指チョンチョン」ができないのである。

 首を捻って会釈したり、顎をカクカクやって先を譲ろうとするあの仕草が可愛い。

木下隆之

最終更新:9/11(水) 18:15
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