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岡本和真の智辯学園時代の深すぎるバッティング理論!2年連続で30HRが狙えるワケ

9/11(水) 12:06配信

高校野球ドットコム

 2019年のペナントレースも終盤。セ・リーグではジャイアンツが10日に横浜DeNAに勝利して、優勝マジック9を点灯させた。この勝利に大きく貢献した若き大砲・岡本和真は智辯学園時代にどういった意識や考えをもってバッティングに取り組んでいたのか。当時の打撃論を今回は紹介したい。

【写真】智辯学園時代の岡本和真のバッティングフォーム

バッティングで意識していたこと

――打撃練習では、センターから右の打球を意識的に打っているように見えました。

岡本 引っ張ってレフトに放り込んだらその時は気持ちがいいとは思うのですが、そんな姿勢で練習をしても身にならないので。一見地味に見えるかもしれないですけど、逆方向に低い打球を打つことを意識しながらフリー打撃をすることが多かったですね。

――バッティングで意識していたことはどういったことですか?
岡本 小坂監督からは『肩に力を入れないようにしつつ、大きく構えて、威風堂々とした雰囲気を出せ!』といわれているので、その点を意識してました。技術的には、体が突っ込んでしまう傾向があるので、軸足に体重を残しながらしっかりと軸で回ることを心がけています。

――インコースのさばき方が格段に進歩したと、小坂監督が褒めていました。

岡本 『インコースがきた!』と分かった時点で、体を開いて打ちに行っていたのですが、そうすると余計にボールに詰まることがわかりました。インコースを打つ時ほど、開きを我慢して、ボールを引きつけ、体の回転でクルッとさばく感覚をだいぶ体で理解できるようになりました。とっさに反応できるようになりました。

――なるほどですね。以前よりも感覚が掴めてきたのですね。

岡本 前はインコースを無理にフェアゾーンに入れようとしていたのですが、ファウルでもいいから強い打球を打てば相手バッテリーだって嫌なはず、と思えるようになったことも大きかったですね。

――ホームランを打つために練習メニューの中で意識してることはなにかありますか?

岡本 ティー打撃の際に、ボールをためるための穴に入れることにこだわらないことでしょうか。やはり角度をつけないとスタンドには入らないので、ネットに打ち返すときも顔の高さくらいの位置に打ち返すことを中学の頃から意識していました。

――それだと、たしかにティー用のネットの円の中に入らないほうが多くなりますね。

岡本 そうですね。たまに自分の方に跳ね返ってきたりして、危ないのですが…(苦笑)。

――実際に投球を打ちにいくときはボールにバックスピンをかけるイメージを持っているのでしょうか?

岡本 実際にピッチャーの球を打ちにいくときはスピンをかけることは意識しないですね。

――そうなんですか。

岡本 意識した時期もあったのですが、スピンがかかった投手の球に対して、ボールのやや下を叩いてスピンをかけにいくと、自分の場合はファウルチップになることが多くて…。そのため、ボールの芯を打ち抜くイメージでインパクトを迎えるようにしています。まともにとらえたらスピンをかけなくてもスタンドのどこかに入ってくれるという感覚があるので、しっかりととらえることだけを考えたほうがいいなと。

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最終更新:9/11(水) 12:31
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