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くるり・岸田繁はボーカルのギャップがたまらない! miletが語る「この曲のこのフレーズが好き」

9/11(水) 12:03配信

J-WAVE NEWS

J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』のワンコーナー「SONAR'S ROOM」。毎週木曜日はmiletが影響を受けたカルチャーや音楽について語る。9月5日(木)は「この曲のこのフレーズが好き」をテーマに選曲した。

Regina Spektor『Eet』

milet:ピアノのイントロが流れると胸がキュッとなります。私はこの曲を中学生の頃にいちばん聴いていたので、その頃を思い出します。この曲はRegina Spektorの歌い方も飾らず、すごく人間くさくて、優しいけど、ときどき乱暴な感じがする。だから、曲の世界に入り込んで現実逃避していました。聴きながらツラいことやイヤなことを忘れたりしたけど、いま聴くと当時のことを思い出す。ときどき作ってた、当時の空想の友だちとかを思い出します。いま久々に思い出したな、そういうこと。ピアノのコードひとつで当時の痛みとか匂いとかを思い出せるんですよね。この曲は私にとってそんな曲で、みなさんにもそういう曲があるかもしれないですね。

The Verve『Bitter Sweet Symphony』

1997年に発売されたアルバム『Urban Hymns』の収録曲。「いま聴いても、とんでもなくカッコいい」とmiletはうっとり。

milet:私的ワンポイントはサビの歌詞ですね。すごくわかるんですよね。「自分は変われる、変われない」って頭がごちゃごちゃになる感じ。それがすごく共感できるポイントです。だけど、歌の全体像はスッキリしてるじゃないですか。重暗いわけでもないから気持ちは暗くならない。何かが変化するときとか、自分を変えなきゃいけないとき、悩みが大きいときほど頭がぐちゃぐちゃになるんですよね。すごく小さい問題や悩みなのに、考え始めたら「なんで自分はここで生きているんだろう」「この世界はなぜ存在しているんだろう」「この世界は実は存在しないんじゃないか」ってくらい広く考えちゃったりする。でもそうやって押しつぶされそうなくらい考えたときって、変わる直前だと思うんです。私がこの曲を聴いて思うことは、誰でも悩むし苦しいということ。それをメッセージにすると重苦しくなってしまうけど、この曲は高いストリングスで軽快にストレートにぶつけてくれるから、元気になる。いまでもこの曲を聴くと「進めよ」って言われているような気がして、シャキッとするいいスイッチになります。

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最終更新:9/11(水) 12:03
J-WAVE NEWS

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