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忘れていませんか?相続時における自動車の名義変更

9/11(水) 19:10配信

ファイナンシャルフィールド

皆さんは相続の手続きといえば何を想像しますか? 多くの方は、まず、家や土地の名義変更、銀行の口座解約が思い浮かぶのではないでしょうか?

実は、車も家や土地と同じように、名義変更の手続きが必要です。車の所有者や使用者(※1)が、被相続人(亡くなられた方)だった場合、その車は相続の対象です。車を相続した方の名義へ変更しましょう。

※1 車検証には、所有者欄と使用者欄があります。所有者は「車の持ち主」を指します。使用者は、例えば車のローンが残っていたり、リース契約をしていたりする場合に使われます。実際に、車を利用される人の情報が記載されます。

車の名義変更の必要性

車の名義の変更とは、“車検証の書き換え”です。車検証には、車のナンバー等の情報と一緒に、所有者・使用者の名前や住所も記載されているので、この部分を相続人の情報に書き換えます。

もし、名義変更を行わなかった場合、自動車税の通知が届かず、知らず知らずのうちに税金を滞納してしまう、また、万が一事故を起こしてしまった時に、保険給付が支払われないといったことが考えられます。

現在、誰の名義になっているかは、車検証を見てみましょう。車検証をご覧になったことがない方は、この機会に確認してみてください。車のダッシュボードに置いてあることが多いものです。

今回は、
・相続人が複数名いる
・亡くなられた方と同居していた相続人が、車を単独で相続する
・車は普通自動車
という事例にそって手続きを整理してみましょう。

Step1:必要書類を集める

相続時の名義変更では、以下の書類が必要になります。

【自動車名義変更 必要書類】
(1)亡くなられた方の戸籍謄本
(2)相続人全員の戸籍謄本
(3)車検証
(4)遺産分割協議書、または遺言書
(5)車を相続する方の印鑑証明書
(6)車を相続する方の実印

(1)と(2)の戸籍謄本は、法務局で交付される「法定相続情報一覧図」(※2)でも代用が可能です。「法定相続情報一覧図」を利用される場合は、(1)と(2)の戸籍謄本を持参する必要はありません。

※2 法務局で交付される書類。相続手続きを行う際に、戸籍謄本の代わりに使用できます。無料で必要な通数を交付できるため、相続手続きの際に戸籍謄本を提出し、原本が還付されるまで、次の手続きが進められない、といったケースの解消に役立つとされています。

なお、遺産分割協議書や遺言については注意が必要です。どの車を誰が相続するのか、明確に記載されている必要があります。遺産分割協議書や遺言には、車の特定ができていないと困りますので、書類の中に車のナンバーを書いておくと良いでしょう。

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最終更新:9/11(水) 19:10
ファイナンシャルフィールド

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