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台風被害 農作物にも 停電は解消も、断水は続く

9/11(水) 19:50配信

静岡放送(SBS)

静岡放送(SBS)

 台風による県内の停電は9月11日解消されましたが、断水が続いている世帯は依然として多く、台風15号の影響は続いています。農作物にも、大きな被害をもたらしていることがわかってきました。
 伊東市で9日から続く断水。
 住民「嫌になるね。きのうもやりましたよ。(体が)きつい」
 台風15号の影響で伊東市の池地区では数か所で土砂崩れが発生しました。土砂で周辺地域の水源となる井戸が潰れたため、いまも2800戸で断水が続いています。
 伊東市上下水道部 白鳥謙治部長「残りでこのエリアを賄おうとすると水量が足りない。他の水源に一部切り替えた」 
 そこで、伊東市は別の水源を使って断水した地域に水を送る作業を始めました。
 伊東市上下水道部 白鳥謙治部長「水が出てきているという連絡もきている。水源が1つ使えない状態なので節水に協力してほしい」
 そして、さきほど男性の自宅でも…。
 住民「2時半頃からちょろちょろ出始めた。衛生面が大丈夫か心配。本格的に復旧したという宣言や見込みを教えてくれるとありがたい」
 伊東市は、11、12日の復旧を目指しています。
 一方、農作物の被害も深刻なことがわかってきました。
 トマト農家 田村茂樹さん「(Q.ここは何のハウス?)トマトです。(Q.右に傾いている?)南の風で」
 台風15号で史上最大となる最大瞬間風速48.3mを観測した東伊豆町稲取では、トマトを栽培している鉄骨のハウス3棟が風に押し潰されました。
 トマト農家 田村茂樹さん「建て替えですね。きょうで3日目だからJAも心配している。(建て替えるか)考え中」
 このハウスの修理・建て替えには約2千万円かかります。収穫目前だったトマトも正規品としては出荷できないといいます。
 トマト農家 田村茂樹さん「できればもう一度やりたい」
 収穫間近で被害を受けた農作物は他にも。
 収穫体験農園「ふたつぼり」 田村雅彦さん「早生温州みかんで1番早く出荷する品種で1カ月後に収穫する段階だった」
 この収穫体験などを行うミカン園は、園内の木が20本以上倒れました。
 収穫体験農園「ふたつぼり」 田村雅彦さん「この木で30~40年は経っているので苗から植えると20年ぐらいかけないといけない。ショックですね。目先の収穫ができないのもあるが。この先ここまで育てるのに何十年かかるのか」
 地元のJAにはすでに100件近い被害の情報が寄せられているといいます。
 JA伊豆太陽 櫻井雄司専務「カーネーションハウスが水没して泥が入った。(職員が出向いて)かきだしています。農家の皆さんには元に戻るよう早い復旧を願って支援していきます」
 把握できていない被害もまだあるとみられ、ダメージは深刻です。

静岡放送(SBS)

最終更新:9/11(水) 19:50
静岡放送(SBS)

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