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「無味無臭ならアマでいい」 プロ格闘家・青木真也の矜持

9/11(水) 11:33配信

AbemaTIMES

 こんにちは。青木真也です。ONE日本大会に滑り込み出場です。

 ONE日本大会(10月13日・両国国技館)まで一カ月になりました。一カ月前というと試合前の練習も本格的に始まっている時期ですし、大会のプロモーションも本格化してきます。実際にプロモーションの記事などが形になって出るのは大会10日前から直前になるのですが、実際に取材を受けたり撮影をしたりは試合一カ月前の時期なことが多く、練習と合わせて忙しくなることで試合前だと実感します。

【映像】青木真也、森本“狂犬“義久とガチ乱闘

 試合前のこの時期は大変な時期だけれども、生きていると実感し、心身ともに充実感が増していきます。練習とプロモーションなどの仕事はファイター稼業にとって両輪となります。

 格闘技選手としての練習を第一に考えています。多くの選手は、練習以外のことをするのが選手活動にマイナスに働くと考えることもあり、格闘技選手として以外の仕事が増えている僕に対して、懐疑的な目をここ数年で感じることがあります。

 格闘技選手としての軸があるからこそ、他の仕事に価値が出ることは僕自身が一番知っていますし、格闘技選手の立場があるからこそ成り立っていると僕自身が感じています。僕よりも文章を書くのが上手な人も、喋るのが上手な人も、僕よりも思考が洗練されている人はいるけれども、格闘技選手の軸があるからこそ成り立っているのです。なんだか自己啓発本の内容のようになってきてしまった。

 皆が同じようなことを言ってますよね。言い回しを変えて。

 練習も仕事も目の前にあることをコツコツとやっていくことが大事であって、宝くじも魔法も存在すると思わないほうが結果近道だと思っています。

 プロモーションに関しては自主性に任されるというか、選手本人の力量に任される時代になってきました。いくらでもやりようはあるけれども、考えていかないと厳しい時代になったと思っています。こうしたプロモーションについては、「団体やメディアを使って遊んでいる」と考えたらわかりやすいような気がします。

 自分が伝えたいことややりたいことがあるから、プロ選手として活動しています。無味無臭であればアマでいいと思っています。格闘技団体と格闘技が元気になってきたことにより、周りにいてくれるメディアの方達に協力し、何かを作っていこうと考え続けたら、ぼんやりしていたものが明確になってくるはずです。自分のやりたいことをメディアの方々と一緒にやればいいのです。
 
 柔道少年の青木少年は世界柔道を楽しみにしていたのですが、選手として関われなくても、20年以上経ってメディアとして記事を書くことができたりするし、格闘技を使って色々と遊ぶことはできるし、それは喜びです。難しく考えずに格闘技を使って遊びましょう。

◆文/青木真也(格闘家)

最終更新:9/11(水) 11:33
AbemaTIMES

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