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テレグラムのトークン、無名の取引所が最初に販売か

9/11(水) 13:00配信

CoinDesk Japan

テレグラム(Telegram)が待望のブロックチェーンを今月か来月にローンチする際、新しいトークンにとって頼りになるマーケットプレイスは、ユーザー数4000にも満たない、生まれたばかりの取引所かもしれない。

少なくとも「ブラックムーンクリプト(Blackmoon Crypto)」はそう願っている。だが、マルタに登録された同取引所が優位に立っていることは間違いない。2018年前半にテレグラムが販売したトークンの投資家の3分の1以上と契約したと主張するカストディアンとの関係もその一因だ。

ブラックムーンのCEO、オレグ・セイダック(Oleg Seydak)氏はまた、スイスのカストディアン「グラムボールト(Gram Vault)」のCEOでもあり、両社は協力して彼らの大口投資家にトークンを販売するマーケットプレイスを提供する計画。

つまり、グラムに基づく先物に似た商品を販売していた数多くの取引所とは異なり、ブラックムーンはメインネットが稼働次第、正規のTON投資家から直接、本物のグラムを販売できる唯一の市場となると最高業務責任者のセルゲイ・バシン(Sergey Vasin)氏は述べた。

バシン氏は次のようにCoinDeskに語った。

「これまでにグラムの販売を発表していた取引所は、実際には複数のデリバティブを上場していた。我々は気にしない ── 最終的に、彼らはユーザーに約束したものを提供するために流動性を求めることになり、我々からプレミアム付きでグラムを買うことになるだろう」

両社のつながり

ブラックムーンにとっての、もう1つの大きなアドバンテージは、17億ドルのテレグラム・オープンネットワーク(TON)プロジェクトを支えるテレグラムとのつながり。

TONの開発・投資プロセスに詳しい情報筋によると、ブラックムーンは、テレグラムとブロックチェーンおよびトークンのインフラで協力している緩やかな企業ネットワークに属している。

TON開発者向けツールに取り組んでいるTONラボ(TON Labs)のCEO、アレクサンダー・フィラトフ(Alexander Filatov)氏は、グラムボールトは「多数の信頼できる国際的なパートナーと協力して、グラムのための市場初のカストディ・ソリューションに取り組んでいる」とCoinDeskに語った。

「TONラボは、このプロジェクトに技術サポートを提供している」

さらにセイダック氏は、テレグラムのバイスプレジデント、イリヤ・ペレコプスキ(Ilya Perekopsky)氏が共同創設したブラックムーン・ファイナンシャル・グループ(Blackmoon Financial Group)のCEOでもある。

しかし、ブラックムーンクリプトはテレグラムとの直接的な関係を否定した。

「ブラックムーンはイリア・ペレコプスキ氏あるいはテレグラムに雇用されている人物とは無関係」とセイダック氏はメールでCoinDeskに語った。

「我々はイリア氏と他のベンチャービジネスで提携しているが、私がブラックムーンの唯一の株主であり、ゼネラルマネージャーであることとは関係ない。ブラックムーンは2018年10月に設立された。イリア氏は参加していない。我々はテレグラムの新しいブロックチェーンについての、独自の技術統合戦略を開発した。その目標を達成するために、テレグラムのチームと提携する必要も計画も持っていない」

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最終更新:9/11(水) 14:36
CoinDesk Japan

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