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テレグラムのトークン、無名の取引所が最初に販売か

9/11(水) 13:00配信

CoinDesk Japan

穏やかな始まり

キプロスに拠点を置く関連会社のブラックムーン・フィナンシャル・グループ(Blackmoon Financial Group)は2014年に設立され、レンディング・マーケットプレイスとしてスタートした。2017年、仮想通貨部門が設立され、3000万ドルのイニシャル・コイン・オファリング(ICO)で資金を調達した。

ブラックムーンはこれまで、シャオミ(Xiaomi)やリフト(Lyft)といった企業の株式をもとに、イーサリアム(Ethereum)トークンの発行と取り引きを行ってきた。もととなる株式はカストディアンのVasin sIDに保管されている。

このビジネスはあまりうまく行かなかった ── バシン氏によると、ユーザーは今、3800人ほどしかいない。しかし、グラムトークンが発行されると、メインネットがローンチしてから数日でその数は1万5000に跳ね上がるとバシン氏は期待している(TONネットワークは10月31日までにローンチ予定)。

「予測は、この情報が漏れた日の新規登録者数に基づいている」とバシン氏は、8月9日に同社の広報担当者がフライングして、グラムが予定より早く上場する計画に関するプレスリリースを発表したことに触れながら語った(ブラックムーンは9月10日、公式にその計画を発表した)。

バシン氏によると、ブラックムーンは、グラムの本当の流動性を求めて取引所を訪れる個人投資家と洗練されたアルゴリズム・トレーダーの両方をターゲットにしている。

十分な資金力

流動性は、グラムボールトから供給される。

「グラムボールトは、ディールの両ラウンドで6億ドル以上を投資したテレグラム・オープン・ネットワークの複数の大手投資家によるジョイントベンチャー」とブラックムーンの最高事業開発責任者、アルフレッド・オレゴ(Alfredo Orrego)氏は述べた。

さらに、そうしたクライアントのために、法令に準拠した機関投資家レベルのカストディ・ソリューションの必要性に端を発してグラムボールトは作られたと付け加えた。

オレゴ氏によると、グラムボールトの正式名称は「スイス・デジタル・グループ(Swiss Digital Group)」、イニシャル・トークン・セールに参加した投資家のみにサービスを提供している。カストディアンの取引所とのパートナーシップについて、同氏は以下のように説明した。

「グラムボールトのトレーディングデスクは、そのユーザーのためにグラムを取り引きするために、他の流動性プロバイダーとともにブラックムーンを利用する。ブラックムーンは、TONとの技術的統合とグラム上場のために必要なリソースを割り当てを行う」

バシン氏は、ブラックムーンに上場した後のトークン価格を迷いながらも、3ドルと予測した。テレグラムの2回のトークン販売において、投資家は1トークンあたり0.37ドルと1.33ドルを支払った。その後、非公認の流通市場では、1トークン4ドルもの値をつけた。

TONは10月31日までにローンチされる予定。9月6日にはTONブロックチェーン・ノードのコードが公開され、ローンチ前テストの最終段階を迎えた。

翻訳:新井朝子 | 編集:増田隆幸 | 写真:Telegram logoimage via Shutterstock | 原文:Little-Known Exchange Claims It Will Be First to Sell Telegram’s TON Tokens

CoinDesk Japan 編集部

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最終更新:9/11(水) 14:36
CoinDesk Japan

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