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県境越えて広域誘客 イオンモール高岡、増床棟内覧会

9/11(水) 0:47配信

北國新聞社

 14日にオープンするイオンモール高岡(高岡市)の増床棟で10日、内覧会が開かれ、国内初となる子ども向けアトラクションや北陸初の店舗が報道関係者に公開された。北陸最大となる商業施設は仮想空間で対戦が楽しめるVR(仮想現実)ゲームなど体験型の店舗も充実させ、菅尾圭二郎ゼネラルマネジャーは「飛越能の交流拠点にしたい」と県境を越えた広域集客に意欲を示した。

 増床棟は既存店の西側に位置し、2階建てで延べ床面積約2万8千平方メートル。店舗全体で約14万平方メートルとなり、専門店は約130店舗から約200店舗に増えた。買い物客に体験を楽しんでもらう「コト消費」や三世代ファミリーの誘客を強化した。

 セガとタカラトミーが連携した体験型アトラクションでは「迷路スライダー」などを配置し、ミニカー「トミカ」の世界を創出した。VRエリアでは、利用者がゴーグルを装着し仮想空間でゲームをする様子が披露された。

 増床棟1階には富山初出店となる「H&M」や北陸初の「ディスコート」など衣料ブランドが入居した。北陸初出店は25店舗、富山県初出店は17店舗となり、既存店舗のリニューアルも行っている。

 1階には13店舗、約900席のフードコートも設けられた。既存棟と合わせると飲食スペースは約1400席となる。イオンモール(千葉市)の担当者は「食も『コト消費』の一つ。楽しい食事体験ができる場としても北陸最大級」とアピールした。

 館内の内装には高岡銅器やアルミ、漆器などの職人技を生かし、サインの装飾の一部に螺鈿(らでん)も採り入れられた。敷地内にはイオンモールで全国初の「防災井戸」を設け、災害時に手押しポンプで水をくみ上げられるようにした。

 富山県内ではファボーレ(富山市)も10月19日に増床オープンを予定し、同じく「コト消費」の強化を図る計画で、増床の影響は石川の商戦に及ぶと予想される。これまで北陸最大の商業施設だったイオンモール新小松(小松市)は2番目、イオンモールかほく(かほく市)は3番目の規模になる。

 イオンモールは高岡を広域型、新小松、かほくの両店を近隣商圏型と位置付けており、菅尾ゼネラルマネジャーは「商圏は重なるが、グループ店舗とのすみ分けはできる」と見込んだ。

北國新聞社

最終更新:9/11(水) 0:47
北國新聞社

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